広告 スマホ

【Google Pixel 10 Pro レビュー】悪い意味で突っ込みどころ満載でした【性能不安定・AI処理がアホ】

【Google Pixel 10 Pro レビュー】悪い意味で突っ込みどころ満載でした【性能不安定・AI処理がアホ】

(PR)「Amazonタイムセール開催中」開催!

Googleのフラッグシップモデルなら間違いないでしょ?

答えはノーだ。正直シリーズを重ねていく毎に「技術力の無さ」が露呈していくのがPixelシリーズで、個人的には思い切ってミドル専門で攻めた方がいいんじゃないかと思ってる。

もちろん良い部分もあるけど、しっかりデメリットを見てから買ってください。

ジョージ
ジョージです。XYouTubeTikTokもやってます。【お問い合わせ自己紹介

Google Pixel 10 Pro の特徴【もう限界が見えたTensor】

Google Pixel 10 Pro の特徴【もう限界が見えたTensor】

特徴

  • 最先端のTensor G5チップ:従来比50%の処理能力向上
  • 洗練された美しいデザイン:4色から選択可能
  • トリプルカメラシステム:100倍超解像ズーム対応
  • 7年間の長期サポート:プロ用途でも安心
  • 高性能バッテリー:一日中快適使用

最新のチップセット「Tensor G5」を搭載したPixel 10 Proだが、もちろん従来比50%向上はTensor G4と比べてだ。もともと性能が低いTensorが50%高くなっただけで、他社のハイエンドと比べると差は歴然だ。デザインはハイセンスだし、サポートも手厚く、バッテリーも優秀と良い点はあるものの、カメラ性能やAIの部分はプロモデルとして厳しい仕上がりとなっている

🚀 Pixel 10 Proが「微妙」だと思う理由

1. ベンチマークテストがおかしい

ベンチマークテストがおかしい

Tensor G5チップは従来のG4と比較して処理能力が50%向上となっているが、AnTuTuベンチマークで3回連続計測をした場合、1回目と3回目では最大50万点近い差があった。不安定過ぎて厳しい。

2. デジタルズーム後のAI補正が雑

デジタルズーム後のAI補正が雑

50メガピクセル広角、48メガピクセル超広角、48メガピクセル5倍望遠の三眼構成。100倍超解像ズームにより、遠距離撮影でも鮮明な画質を実現している。しかし、ズームした写真をAIが自動で補正をしてくれるまでは良いが補正後の加工が「雑」で厳しい

3. 編集マジックがGeminiに負ける

編集マジックがGeminiに負ける

撮影した写真をAIが加工してくれる「編集マジック」はPixelシリーズの大きなメリットだ。しかし、編集マジックで加工した場合とGeminiに指示をして加工した場合ではGeminiの方が優秀だった。つまり、初めからGeminiでいーやん。

4. マイク音量がおかしい

マイク音量がおかしい

これはPixelシリーズ全般に言えること。カメラで撮影した動画の音量が他社に比べてかなり小さいのだ。せっかくキレイに撮れていても音声が小さすぎて臨場感が無くなるから厳しい。

Google Pixel 10 Pro のスペック

Google Pixel 10 Pro のスペック

Google Pixel 10 Proの詳細スペック

製品名 Google Pixel 10 Pro
発売日 2025年8月28日
OS種類 Android 16
CPU Google Tensor G5
ストレージ 256GB/512GB
メモリ 16GB
外部メモリ
充電端子 USB Type-C
バッテリー容量 4870mAh
画面サイズ 6.3インチ
画面解像度 2856×1280
パネル種類 LTPO OLEDスムーズディスプレイ
背面カメラ画素数 広角:5000万画素
超広角:4800万画素
望遠:4800万画素
前面カメラ画素数 4200万画素
幅×高さ×厚み 72×152.8×8.6mm
重量 207g
カラー Obsidian
Porcelain
Jade
Moonstone
おサイフケータイ/FeliCa
ワイヤレス充電 〇(Qi2認証済み)
急速充電 〇(USB-C PPS)
認証機能 指紋/顔認証
耐水・防水 IP68
イヤホンジャック
5G
無線LAN規格 IEEE802.11 a/b/g/n/ac/ax/be
Bluetooth Bluetooth 6.0
NFC
デュアルSIM
SIM情報 nano-SIM/eSIM

その他、Google Pixel 10 Proのスペックはリフレッシュレートが最大120Hzまで対応しており、画面のピーク輝度は3300nitとなっている。

Google Pixel 10 ProのAnTuTuスコア【110万点】

AnTuTuのベンチマークテストを3回実施し、計測している。

Google Pixel 10 ProのAnTuTuスコア【110万点】

スコアはCPUとメモリを見れば大体予想はできるので、実際の動作を見ることに意味がある。こんなにスコアが安定しないスマホは初めてだ。その差、最大44万点とかエントリー1台分のスコア差だ。

機種名 スコア結果 CPU
Google Pixel 10 Pro 1102018 Google Tensor G5
Goolge Pixel 9a 1183858 Google Tensor G4
ASUS Zenfone 9 1078135 Qualcomm Snapdragon 8+ Gen 1

いやいや、Google Pixel 9aにスコアが負けるのはなぜ?もちろん1回あたりのスコアで見ればPixel 10 Proが上(130万点台)だけど、安定感がなさすぎ

Google Pixel 10 Pro のバッテリー【性能対比で見ても優秀】

Google Pixel 10 Pro のバッテリー【性能対比で見ても優秀】Google Pixel 10 Proのバッテリー性能をアプリ「PCMARK for Android」で計測したかったのだが、なぜか何度やってもエラーになり計測できなかった。

機種別バッテリーテスト結果
機種名 経過時間(残量) 経過時間(残量)
Goolge Pixel 10 Pro 1時間後(96%) 2時間後(90%)
Google Pixel 9a 1時間後(98%) 2時間後(92%)
Galaxy Z Flip7 1時間後(95%) 2時間後(88%)

※計測条件:YouTube視聴(明るさ60%固定、音量最大)

仕方ないのでYouTubeを連続再生して、バッテリーの減りを検証してみた。

結果はPixel 9aよりは伸びなかったがディスプレイ性能がPixel 10 Proの方が高いので納得。バッテリー性能に定評のあるGalaxyシリーズよりも僅かだか結果は良かった

ワイヤレス充電は「Qi2」に対応

ワイヤレス充電は「Qi2」に対応

ワイヤレス充電の規格が前作のQi(チー)からQi2へと進化したことにより、MagSafe対応のモバイルバッテリーなどが背面にそのままくっつくようになった。

Google Pixel 10 Pro の外観デザイン

Google Pixel 10 Proの外観

Google Pixel 10 Pro の外観デザイン

背面デザインは今までのPixel Proシリーズを踏襲しており、Pixel 9aではカメラの出っ張りがなくなっていたが今作は復活している。

ディスプレイサイズは6.3インチでLTPO OLED スムーズ ディスプレイを採用している。

外箱外観

外箱外観

1 m USB-C × USB-C ケーブル(USB 2.0)、SIMピン、クイックスタートガイド

1 m USB-C × USB-C ケーブル(USB 2.0)、SIMピン、クイックスタートガイド

Google Pixel 10 Proのカラー展開はMoonstone、Jade、Porcelain、Obsidianの4色だ。

丸みのあるデザインは手にフィットして持ちやすい。

ベゼル幅はそれなりに薄く、デザイン的に美しい。

本体サイズは高さ72mm、幅が約152.8mm、厚み約8.6mm、重さは207gとなる。

上面:マイク、SIMスロット

上面:マイク、SIMスロット

左側面:何もなし

左側面:何もなし

底面:マイク、スピーカー、UCB Type-Cポート

底面:マイク、スピーカー、UCB Type-Cポート

右側面:電源ボタン、ボリュームキー

右側面:電源ボタン、ボリュームキー

Google Pixel 10 ProはeSIMと物理SIMのデュアルSIMに対応。microSDを使っての外部拡張は非対応となっている。

今作も思いっきりカメラだけ突出(約3mm)している。カバーは絶対に付けたい。

Google Pixel 10 Pro と Pixel 9 Pro の比較

Google Pixel 10 Pro と Pixel 9 Pro の比較

ディスプレイが明るくなり、カメラのズーム性能、バッテリー容量、ワイヤレス充電スペックなど進化はしている。ただ、前作が値引きされているならそっちをオススメする

【Google Pixel 9 Pro レビュー】カメラは最高傑作!ただ多くの人は無印でいいと思う理由とは
【Google Pixel 9 Pro レビュー】カメラは最高傑作!ただ多くの人は無印でいいと思う理由とは

2024年9月に発売された Google Pixel 9 Pro をレビューしていく。 今作はカメラ性能が最高傑作でありながら、CPUの性能には不安の声もあり、果たしてGoogleのスマートフォンは市 ...

続きを見る

(PR)「Amazonタイムセール開催中」開催!

Google Pixel 10 Pro で使える対応バンド【全キャリアOK】

Google Pixel 10 Pro で使える対応バンド【全キャリアOK】

Google Pixel 10 Proでの対応バンドは以下参照

機種名 Google Pixel 10 Pro
共通 4G B1/2/3/4/5/7/8/12/14/17/18/19/20/21/25/26/28/29/30/32/38/39/40/41/42/48/66/71/75
5G n1/2/3/5/7/8/12/14/20/25/26/28/30/38/40/41/66/71/75/76/77/78/79

※赤字は安定的な通信に必須なバンド

Google Pixel 10 Proは主要キャリアすべてで問題なく通話・データ通信が可能。

キャリア別 重要バンド
ドコモ B1/3/19
au B1/3/18/26
ソフトバンク B1/3/8
楽天モバイル B3/18/26

Google Pixel 10 Pro のカメラ【デジタルズーム100倍まで】

Google Pixel 10 Pro のカメラ【デジタルズーム100倍まで】

Google Pixel 10 Proはを5000万画素の静止画が撮影可能。

Google Pixel 10 Proのカメラ評価

  • 静止画:デジタル30倍→100倍に進化
  • 動画:8K撮影に対応、音量が小さい

Google Pixel 10 Proのカメラスペック

画素数/解像度 レンズ 備考
背面カメラ 5000万画素 広角 f/1.68、画角 82°
4800万画素 ウルトラワイド f/1.7、画角 123°
4800万画素 望遠 f/2.8、画角 22°、光学5倍まで
前面カメラ 4200万画素 f/2.2、画角 103°
背面カメラ
(動画)
8K
4K
30 FPS
60 FPS(前面も同じ)
広角/デジタル20倍ズームまで

対応画素数は前作から変更はないものの、静止画では望遠レンズが進化し30倍から100倍のデジタルズームができるようになった

動画も安定感があり、8K 30FPSにも対応したことで高画質でも記録できるようになった

Google Pixel 10 Proで撮影【日中・1倍】

想像以上に見たままの風景を切り取ることができる。(良い意味で)

Google Pixel 10 Proで撮影【日中・0.5倍広角】

立体感が出てるというか手前に画像が引き延ばされている感覚になる。

Google Pixel 10 Proで撮影【日中・5倍光学ズーム】

光学5倍ズームは使い勝手がよく、自然に被写体へ寄れる。

Google Pixel 10 Proで撮影【日中・100倍デジタルズーム】

デジタルズーム100倍があれば撮影の幅は間違いなく広がる。

Google Pixel 10 Proで撮影【その他】

ポートレートのボケ感は問題なし。焦点距離10mmと20mmの2種類から撮影可能だ。

デジタルズーム後のAI補正がイマイチ

一見、綺麗に100倍ズームがされているように見えるけど

なんか雑じゃない?(笑)AI補正は高解像度にしてくれると言うより「それっぽくしときました~」みたいな適当さが僕は嫌いだな。

編集マジックより「Gemini」の方が上なんかーい

一旦Googleフォトへアップロードすると高機能な「編集マジック」が使えるようになる。

中央男性の足が残っていたり、右側の女性らしき人の足も残っている。

編集マジックで人を人物のみをタップして削除してみた。

Geminiはほぼ完璧に人物を削除してくれた。

Geminiで元画像をアップロードし「人物と鞄を削除して」と指示するとこんな感じ。どちらも単体で見ればキレイに削除できているけど、Geminiの方が違和感なく加工できている

せめて編集マジックの開発元なのだから、Geminiレベルのクオリティと使いやすさまで仕上げて欲しかったところ。

Google Pixel 10 Proは7年間のアップデートが保証

デバイス OSの更新 セキュリティの更新
Pixel 9a 2032年4月 2032年4月
Pixel 10 Pro XL 2032年8月 2032年8月
Pixel 10 / 10 Pro 2032年8月 2032年8月

Google Pixel 10 シリーズは7年間のPixel Drop、OS、セキュリティのアップデート保証がある。OSのアップデートは製品のパフォーマンスに影響があるし、セキュリティは最新の脅威に対して必須のアップデートだから安心して長く使える。

Google Pixel 10 Pro のデメリット

Google Pixel 10 Pro のデメリット

デメリット

  • ベンチマークスコアが不安定すぎる
  • 望遠カメラのAI処理が実用レベルに達してない
  • 編集マジックがGeminiより劣る

ベンチマークスコアが不安定すぎる

ベンチマークスコアが不安定すぎる

スコアが低いことはまだいい。AIを動かすだけのGPUやCPUとのバランスもあるだろうから。でも、スコアが安定しないのは凄く気になる

望遠カメラのAI処理が実用レベルに達してない

望遠カメラのAI処理が実用レベルに達してない

Pixelシリーズ共通で言えることは「こだわりがどこか分からない」と言うこと。本来そのメーカーのフラッグシップモデルの上位版なら、発売時点ではオーバースペック気味になることが多い。その中でPixel 10 Proは完成度の高さを感じることはなかった

編集マジックがGeminiより劣る

編集マジックがGeminiより劣る

もーええやん、無理してスマホにAI載せようとしなくても。Geminiの完成度は上がってきているから、あとはGeminiに任せようと思う

Google Pixel 10 Pro のメリット

Google Pixel 10 Pro のメリット

メリット

  • 画面の美しさは文句なし
  • バッテリー持ちが優秀
  • おサイフケータイ&デュアルeSIM対応
  • 7年間のアップデート保証
  • 広角・超広角カメラの画質は優秀
  • Google純正の安心感

画面の美しさは文句なし

画面の美しさは文句なし

Pixel 10 Proはディスプレイが超キレイだ。明るさもリフレッシュレートも快適で、日常使いであれば満足できる要素は多い。

おサイフケータイ&デュアルeSIM対応

おサイフケータイ&デュアルeSIM対応

プロモデルであればもはや外せないeSIMとFeliCa機能。とはいえ、最近FeliCaに脆弱性が見つかったニュースもあるし、新型iPhoneは物理SIMが非搭載になったし、近い将来物理SIMとFeliCaはなくなるだろう

7年間のアップデート保証

7年間のアップデート保証

勝手なイメージだけど、Pixelシリーズを使う人って「長くスマホを使いたい」って人が多い気がする

なぜって、僕が両親にスマホを買うならGalaxyかPixelの2択で、その中でもPixelの方がライトユーザー向けなイメージが強い。特に純正だからこその確実なサポートは安心材料だし一番のメリットかもしれない。

Google Pixel 10 Pro のまとめ

Google Pixel 10 Pro のまとめ

プロモデルと呼ぶには期待外れだった今作。

そもそもPixelはシリーズ5作目までは鴻海精密工業という台湾のメーカーが作っていたため、Googleはスマホを自社で作ってきた歴史は浅い

メモリ/ストレージ 価格
16GB/256GB 149,800円
16GB/512GB 174,800円

毎回思うけどストレージを512GBにするだけで25,000円の差額はやり過ぎでないか?

とはいえ、スマホは日常生活に欠かせないものだからこそ、慎重に選びたい。自分がスマホに求めるものをしっかりと理解した上で購入をしてほしい。

(PR)「Amazonタイムセール開催中」開催!

【Pixel 9a レビュー】中華スマホより性能は劣るのに選ばれる理由|ライトユーザーが求める「ちょうど良さ」とは
【Pixel 9a レビュー】中華スマホより性能は劣るのに選ばれる理由|ライトユーザーが求める「ちょうど良さ」とは

なぜPixel 9aは価格.comで発売から3か月たった今も1位なのか? 答えは単純で、性能の高さではなく「安心感」と「ちょうど良さ」だ。同価格帯の中華スマホと比較すれば性能で劣る部分は多々あるが、G ...

続きを見る

【Google Pixel 9 Pro レビュー】カメラは最高傑作!ただ多くの人は無印でいいと思う理由とは
【Google Pixel 9 Pro レビュー】カメラは最高傑作!ただ多くの人は無印でいいと思う理由とは

2024年9月に発売された Google Pixel 9 Pro をレビューしていく。 今作はカメラ性能が最高傑作でありながら、CPUの性能には不安の声もあり、果たしてGoogleのスマートフォンは市 ...

続きを見る





※当サイトではアフィリエイト広告を利用しています

-スマホ