(PR)「Amazonタイムセール開催中!」

2026年に発売されたNothing Phone (4a)とNothing Phone (4a) Proをレビューしていく。
今作はNothing Phone初のアルミユニボディ(Pro)と、世界初の140倍ウルトラズーム搭載で話題を集めているが、果たしてNothingのスマートフォンは「スペック競争に疲れた市場」で異端児として存在感を示せるのか。
結論から言ってしまえば、この2台はスペックで選ぶスマホじゃない。「欲しい」で選ぶスマホだ。その代わり、欲しいを裏切らない実力もちゃんと積んでいる。
文章だけでは伝わりにくい実際の動作感やゲーム性能を動画で詳しく解説しています。
Nothing Phone (4a) / (4a) Pro の特徴【スペック競争疲れの異端児スマホ】

スマホのスペック競争、正直ちょっと疲れてないだろうか。毎年CPUが何%速くなった、AIがこう進化した。でも、自分の使い方ってそこまで変わってない。
そんな中、スマホ界の異端児・Nothingが新作を出した。
特徴
- デザイン【Pro:Nothing史上最薄7.95mmのアルミユニボディ】
- Glyphインターフェース【無印は63LEDバー、Proは137LEDマトリックス】
- カメラ【世界初140倍ウルトラズーム(Pro)/光学手ブレ補正付きペリスコープ】
- ディスプレイ【Pro:6.83インチ・144Hz・5000ニト】
- おサイフケータイ&デュアルSIM【両モデル搭載】
- バッテリー【5,080mAh&50W急速充電】
- OSアップデート【3年間/セキュリティ6年間】
- Essential AI【専用キーで瞬時にキャプチャ&AI要約】
Nothing Phone (3a)から進化したポイントは多岐にわたる。Proは初のアルミユニボディを採用し、両モデル共通でペリスコープ望遠を搭載。ミドルレンジで光学手ブレ補正付き50MPペリスコープを載せたクラス唯一のスマートフォンとなっている。
Nothing Phone (4a) / (4a) Pro のスペック比較

両モデルのスペック比較は以下参照。
| Phone (4a) | Phone (4a) Pro | |
| 価格(直販) | 5万8800円〜 | 7万9800円 |
| OS種類 | Android 16対応 Nothing OS 4.1 | |
| CPU | Snapdragon 7s Gen 4(最大2.7GHz) | Snapdragon 7 Gen 4(最大2.8GHz) |
| メモリ | 8GB | 12GB |
| ストレージ | 128GB / 256GB | 256GB |
| 画面サイズ | 6.78インチAMOLED | 6.83インチAMOLED |
| 解像度 | 1224×2720(440ppi) | 1260×2800(440ppi) |
| リフレッシュレート | 30-120Hz | 30-144Hz |
| 最大輝度 | 4,500ニト | 5,000ニト |
| 背面素材 | シースルー(樹脂+ガラス) | アルミユニボディ |
| サイズ | 163.95×77.57×8.55mm | 163.66×76.62×7.95mm |
| 重量 | 204.5g | 210g |
| 背面カメラ | 広角5,000万(GN9) 望遠5,000万(JN5) 超広角800万(IMX355) |
広角5,000万(LYT-700C) 望遠5,000万(JN5) 超広角800万(IMX355) |
| 望遠ズーム | 光学3.5倍 ロスレス7倍 最大70倍 |
光学3.5倍 ロスレス7倍 最大140倍 |
| 前面カメラ | 3,200万画素(Samsung KD1) | |
| 4K動画 | 30FPS | |
| バッテリー容量 | 5,080mAh | |
| 急速充電 | 50W | 50W+7.5Wリバース給電 |
| 防塵・防水 | IP64 | IP65 |
| おサイフケータイ | 〇 | |
| SIM | nano-SIM/eSIM(デュアル対応) | |
| カラー | ブラック ホワイト ブルー ピンク |
シルバー ブラック ピンク |
| キャリア取扱 | au系列 | 楽天モバイル独占 |
その他、両モデルともOSアップデートは3年間、セキュリティパッチは6年間保証されている。中華スマホの多くがアップデート保証を渋る中、これはかなり安心材料だ。
Nothing Phone (4a) Proの最大の進化【Nothing史上最薄7.95mmのアルミボディ】

Phone (4a) Proで最大のトピックは、間違いなくこれだろう。Nothing初のアルミユニボディを採用した。

航空機グレードのアルミニウムを使ったユニボディで、手にした瞬間ひんやりとした金属の質感が伝わる。厚さは7.95mm。Nothing史上最薄であり、公式が「いま販売されているユニボディのスマートフォンの中で最薄」と謳っている。

そして、シースルーのDNAはカメラ周辺に残されている。アルミニウム製ユニボディに、ナノレベルの精度で3D成形されたプラスチック素材を一体化。内部のメカニカルな構造を少しだけ覗き見ることができるデザインだ。

クールなのはルックスだけじゃない。5,300平方ミリメートルの大型ベイパーチャンバー冷却システムを搭載し、金属ボディと組み合わさることで高負荷時でも安定した動作を維持できる。
Nothing Phone (4a) / (4a) Pro のGlyphインターフェース

Nothingの代名詞であるGlyphインターフェース。今作で大きく分かれたのが、無印とProの仕様だ。
無印(4a):63LEDの新Glyphバー

無印(4a)には新しいGlyphバーが搭載されている。63個のミニLEDで構成され、最大輝度3,500ニト。これまでより最大40%明るくなった。

個人的に推しなのが、動画撮影時の演出。クラシックな映画のフィルムカメラをイメージした専用の赤い録画インジケーターが点灯する。録画中であることがひと目でわかるし、なにより遊び心が感じられる。
Pro:137LEDで進化したGlyphマトリックス

デジタル時計としても使用可能
Proには、これまで上位の(3) Proにしか搭載されていなかったGlyphマトリックスが採用された。

137個のミニLEDで構成され、サイズはPhone(3) Pro比で57%大きく、明るさは2倍になっている。表示できる情報は豊富で、デジタルクロック、タイマー、バッテリー残量、月の満ち欠け、太陽の動き、Glyphトーチ、カメラカウントダウンなど。
Glyphマトリックスの新機能
- Flip to Glyph:画面を伏せると自動でGlyph側に通知を表示。気が散りにくい
- Flip to Record:画面を伏せて録音モード起動
- Essential通知:特定の連絡先にアイコンを割り当て、画面を見なくても誰からか分かる
- Playgroundでツール共有:コミュニティで作ったツールをDL/共有可能
Phone(3a)時代のGlyphが「機能のための光」だったとすれば、Glyphマトリックスはもう一つの小さなディスプレイに進化したと言ってよい。
Nothing Phone (4a) / (4a) Pro のカメラ【世界初140倍ウルトラズーム】

Phone(3a)時代から大きく進化したのがカメラ性能だ。両モデルとも3眼カメラ+3,200万画素フロントの構成で、特にProのカメラは「ミドル機の枠を超えてる」と言える仕上がり。
カメラスペック比較
| Phone (4a) | Phone (4a) Pro | |
| メインセンサー | Samsung GN9(5,000万画素) | ソニー LYT-700C(5,000万画素) |
| センサーサイズ | 1/1.56インチ | 1/1.56インチ |
| F値 | f/1.88 | f/1.88 |
| 視野角 | 84.5° | 84.5° |
| 手ブレ補正 | OIS+EIS | OIS+EIS |
| 望遠(ペリスコープ) | Samsung JN5(1/2.75インチ・f/2.88) | Samsung JN5(1/2.75インチ・f/2.88) |
| 光学ズーム | 3.5倍 | 3.5倍(焦点距離80mm相当) |
| ロスレスズーム | 7倍 | 7倍 |
| 最大ウルトラズーム | 70倍 | 140倍(世界初) |
| 超広角 | ソニー IMX355(800万画素・120°) | ソニー IMX355(800万画素・120°) |
| ナイトモード | マルチフレーム合成 | 7枚合成(他社比500%多い光量) |
| 動画 | 4K/30fps 1080p/60fps スローモーション120fps |
4K/30fps 1080p/60fps スローモーション120fps |
Proのメインセンサーはソニー製LYT-700C

Proのメインセンサーはソニー製のLYT-700Cで、無印のSamsung GN9とは別モノ。1/1.56インチの大型センサーで、従来比約24%大型化されている。一般的な1/1.95インチセンサーと比較して最大64%多くの光を取り込める。
ナイトモードは7枚のフレームを合成して1枚の写真を生成。他社カメラと比べて最大500%多くの光を取り込み、AIノイズリダクションは省電力で効率的に処理。Phone(4a)よりも最大1秒高速に撮影できる。
世界初の140倍ウルトラズーム

Proの最大の話題は、世界初の140倍ウルトラズームだ。
3.5倍光学ズーム、7倍ロスレスズームに対応。さらに高度なトリプル12ビットISPにより、最大140倍のウルトラズーム撮影も可能となっている。3.5倍の光学ズームは焦点距離80mm相当で、ポートレート撮影にも最適だ。


無印(4a)も「光学手ブレ補正付き50MPペリスコープを搭載したクラス唯一のスマートフォン」と公式が謳っている。最大70倍ウルトラズームに対応しており、ミドル機としてはかなり強い構成だ。
Nothing Phone (4a) Pro のディスプレイ【Nothing史上最も明るい5,000ニト】

直射日光下でも1,600ニトの明るさで視認性は抜群だ。
Proのディスプレイは、6.83インチAMOLEDでNothing史上最大。最大輝度5,000ニトはNothing史上最も明るく、これまでより66%向上している。

ベゼルもNothing史上で最も細く、画面占有率は93.4%。アダプティブリフレッシュレートは144Hzで、タッチ応答性能は2,500Hz。スワイプ、スクロール、スライドが従来よりも20%滑らかに感じられる。
目の疲れの原因になる画面のちらつきも、最大2,160HzのPWM調光で低減。長時間使用でも目に優しい設計だ。

無印(4a)は6.78インチAMOLED、最大輝度4,500ニト、120Hz対応。これでも十分すぎるスペックなので、心配無用だろう。
Nothing Phone (4a) / (4a) Pro のパフォーマンス

ProはSnapdragon 7 Gen 4を搭載。Phone(3a)と比較してCPU性能は27%、GPU性能は30%、AI処理性能は65%向上している。

Proモデルのベンチマーク
ストレージはUFS 3.1を採用し、読み込み速度147%、書き込み速度380%高速化。LPDDR5Xメモリで、Phone(3a)シリーズの2倍の速度を実現しつつ、消費電力は30%改善している。
RAMブースターとの組み合わせで、メモリは最大20GB相当まで拡張可能。アプリの起動はさらに高速化し、マルチタスクもこれまで以上に快適だ。

無印のベンチマーク
無印(4a)はSnapdragon 7s Gen 4を搭載し、最大2.7GHz。普段使い、SNS、ブラウジング、動画視聴は全く問題なし。重量級ゲームを最高画質でプレイしたい人にはちょっと厳しいので、その点は留意してほしい。
Nothing Phone (4a) / (4a) Pro のバッテリー

両モデルとも5,080mAhの大容量バッテリーを搭載。Safe Cell Technologyにより約3年間(1,200回充電サイクル)使っても最大容量の90%を維持できる長寿命設計だ。

Proモデルのバッテリーテスト
50W急速充電に対応し、30分で約60%充電できる。0から100%は1時間強で完了。Proは7.5Wのリバース給電にも対応している。

無印のバッテリーテスト
公式の社内テストに基づく持続時間目安は以下の通り。
| バッテリー持ちの目安 | |
| 最高 | 100%→20%まで10時間以上 |
| 高 | 100%→20%まで9時間以上 |
| 中 | 100%→20%まで8時間以上 |
| 低 | 100%→20%まで7時間以上 |
| 最低 | 100%→20%まで6時間以上 |
| ゴミ | 100%→20%まで5時間以上 |
※画面輝度を最大値にして計測
充電速度の詳細は、0から100%が64分、0から50%が22分、10分で25%まで戻る。1日の中でちょっとした隙間時間で十分充電できるので、バッテリー切れの心配は少ない。
Nothing Phone (4a) / (4a) Pro のEssential AI

Nothing OS 4.1(Android 16ベース)には、Essential AIツールが搭載されている。これがNothingの差別化ポイントの1つだ。
Essential Key
本体左側に独立配置されたボタン。ワンプッシュでアイデア、スクリーンショット、写真、音声を瞬時にキャプチャできる。データは直接Essential Spaceに保存される。
Essential Space
保存した内容をもとに、AIが要約やアクションプランを自動作成、重要な情報を抜き出してくれる。Nothing OS 4.1へのアップデートでクラウド化され、Nothingデバイス間でシームレスに同期される予定だ。
Essentialアプリ(ベータ版)
「歩行距離に応じて水分補給の提案をして」のような指示を自然言語で送るだけで、サーバー側で処理されて専用のミニアプリが自動生成される。日本語にも対応しており、ホーム画面に置いて使える。
Nothing Phone (4a) / (4a) Pro のデメリット

デメリット
- SoC【ミドルハイで頭打ち、重量級ゲーム不向き】
- サイズ【200g超で片手操作はキツい】
- 無印のカラー【派手系中心、落ち着いた色は少なめ】
- マイナポータル非対応【Pro限定の弱点】
- ワイヤレス充電【両モデルとも非対応】
SoC【ミドルハイで頭打ち】

無印はSnapdragon 7s Gen 4、ProはSnapdragon 7 Gen 4。ハイエンドではないので、重量級ゲームを最高画質で長時間プレイ、というのは厳しい。画質を一段落とせば普通に遊べるレベルなので、ガチゲーマー向けではないと正直にお伝えしておく。
サイズ【片手操作はキツい】

無印204.5g、Pro210g。画面は6.78インチと6.83インチ。小型スマホが好きな人には合わない可能性が高い。
無印のカラー【派手系中心】

無印はピンクとブルーが目玉カラー。Nothingらしくて魅力ではあるが、人を選ぶ。落ち着いた色がいい人はブラック、またはProのシルバー一択になるだろう。
Pro限定:マイナポータルアプリ非対応

ProモデルだけPlayストアに「マイナポータルアプリ」が表示されない(5/8時点)
これは購入前に絶対知っておいてほしい。Proはマイナポータルアプリが非対応。マイナンバー関連の手続きをスマホで完結したい人は要注意だ。
Nothing Phone (4a) / (4a) Pro のメリット

メリット
- 異端児デザイン【スケルトン or アルミユニボディの唯一無二】
- 世界初140倍ズーム【Pro限定のロマン仕様】
- FeliCa対応【ミドル機ではありがたすぎる】
- OS3年/セキュリティ6年【中華スマホでは珍しい長期サポート】
- 5,000ニトディスプレイ【Nothing史上最高輝度(Pro)】
- 光学手ブレ補正付きペリスコープ【ミドルクラス唯一】
異端児デザイン【唯一無二】

無印のシースルーデザインも、Proのアルミユニボディも、他のメーカーには絶対に作れない。「ひと目でNothingだと分かる」というブランド力は、それだけで価値がある。
FeliCa対応【ミドル機の希望】

5万円台でFeliCa搭載は、本当にありがたい。最近の中華スマホはFeliCa非対応のものも多い中、Nothingはきっちり日本市場を意識してくれているのが伝わる。
カメラ性能【ミドル機の枠を超えた】

光学手ブレ補正付き50MPペリスコープを載せたミドル機は、ほぼNothingだけだ。

Proの140倍ズームは完全にロマン仕様だが、20倍くらいまでは実用的に使える。これだけで買う価値があると言ってもいい。
Nothing Phone (4a) / (4a) Pro のまとめ【どっちを選ぶべきか】

ここまで散々スペックの話をしてきたが、冒頭でも言った通りNothingってスペックで選ぶスマホじゃない。最終的には「どっちが好きか」で決めて大丈夫だ。
その上で、僕なりの目安を伝えておく。
Phone (4a) を選ぶべき人

- 6万円前後でしっかり使えるスマホがほしい人
- スケルトンデザインが好きな人
- au系列で買いたい人
- ピンクやブルーなど明るいカラーがほしい人
- マイナポータルアプリを使いたい人
価格性能比だけ見れば、無印の方が圧勝。FeliCaが載ってて、光学手ブレ補正付きペリスコープが乗ってる5万円台のスマホは現状(4a)だけ。コスパだけ見ても本当に優秀だ。
Phone (4a) Pro を選ぶべき人

- アルミユニボディの質感を楽しみたい人
- カメラ、特に望遠と夜景にこだわる人
- 140倍ウルトラズームを試してみたい人
- Glyphマトリックスのギミックを楽しみたい人
- 楽天モバイルユーザー、または楽天回線を契約したい人
- リバース給電を使いたい人
差額は約2万円。ここに「アルミボディ」「ソニー製LYT-700Cセンサー」「137LEDのGlyphマトリックス」「より明るく滑らかなディスプレイ」「140倍ズーム」が全部乗ってくる。

とはいえ、スマホは日常生活に欠かせないものだからこそ、慎重に選びたい。
最後に1つだけ。この記事を読んで、どっちか「ちょっと欲しいな」って思った方。スペック表を細かく見比べる必要、たぶんないです。その「欲しい」が、Nothingを買う一番正しい理由だ。
📱 Nothing Phone (4a) / (4a) Pro 実機レビュー動画
文章だけでは伝わりにくい実際の動作感やゲーム性能を動画で詳しく解説しています。
前世代のNothing Phone (3a)のレビューはこちら。今回の(4a)シリーズと比較する際の参考にどうぞ。
-
-
【Nothing Phone (3a) レビュー】AI搭載で進化したカメラシステム!Essential Spaceで整理整頓も楽々な理由とは
2025年4月に発売された Nothing Phone (3a)をレビューしていく。 今作はAI搭載のカメラシステムが大幅進化し、新機能Essential Spaceも話題を集めているが、果たしてNo ...
続きを見る




