【Amazfit Balance 2 レビュー】前作から大幅進化！21日間バッテリーとサファイアガラスで「プレミアムウォッチ」の新境地

この記事では最新のスマートウォッチ「Amazfit Balance 2」の外観や性能をレビューしている。

前モデルからバッテリー容量や耐久性が大幅に向上、ミドルハイへと進化を遂げた。発売日は2025年6月24日で、希望小売価格は43,890円（税込）という価格設定だ。

前作と比べて「もはや別格のスマートウォッチ」と言ってもいい。

Amazfit Balance 2 の特徴【前作から大幅進化】

前作から色々と変更点がある。まず耐久性は10ATMに加えMIL規格も追加、防水性能とスピーカーの両立は難しいとされながらもデュアルスピーカーを実現。さらにバッテリーは脅威の21日持続で、ゴルフナビも新搭載されたミドルハイのプレミアムなスマートウォッチに進化した。

Amazfit Balance 2 のスペック

Amazfit Balance 2のスペックは以下参照

Amazfit Balance 2はZeppアプリで通知をオン/オフが設定できる。

ケースサイズが47ｍｍで解像度も高く、ラウンド型でも通知が見やすい。

さらにAmazfit Balance 2ではクイック返信や絵文字ですぐに返信ができる。

日中・屋外での視認性は全く問題なし。（ピーク輝度2000nit）

Amazfit Balance 2で利用できる機能

Amazfit Balance 2のメニュー一覧

AmazfitシリーズのスマートウォッチはUIが使いやすいのでおすすめ。

MIL-STD-810Gに合格

前作では認証していなかったMIL規格を取得し、気圧・高温・低温・温度差・振動・衝撃などの試験をクリア。より様々な環境下で使用できるスマートウォッチに進化した。

Amazfit Balance 2 のバッテリー【驚異の21日間】

Amazfit Balance 2のバッテリー性能をチェック

今回、とくに大きなアップグレードとなるのがバッテリー性能の向上で、前モデルの約450mAhより約200mAh大容量化された658mAhバッテリーを搭載したことにより、通常使用でのバッテリー持続時間は前モデルの14日間から1週間長い21日間へと大幅に延長になった。

また、GPS継続使用モードでの持続時間も26時間から33時間へと伸びた。

これは他のスマートウォッチと比較しても圧倒的な性能で、充電の頻度を大幅に減らすことができる。長期の出張や旅行でも安心して使用できるのは大きなメリットだ。

USBケーブルは別売りだが専用の充電ベースが付属している。フル充電にかかる時間は約2時間となっている。

Amazfit Balance 2 の外観デザイン

Amazfit Balance 2の外観

Amazfit Balance 2はブラックとオレンジのレザーストラップのセット（1カラーのみ）

背面は繊維強化樹脂で指紋や汚れが目立ちにくいし、タフネスさも感じるデザインだ。

バンドは表面がレザー風に細工されており、裏面は普通のシリコンバンド。

付属のオレンジレザーストラップを使えば、ビジネスでもアウトドアでも場所によってベルトを変更できる。

Amazfit Balance 2 の本体サイズは高さ47.4mm、幅が約47.4mm、厚み約12.3mm、重さは約60g（ベルト含んだ実寸）となっている。

Amazfit Balance 2 と Amazfit Balance を比較

Amazfit Balance 2は前モデルのケースサイズ46mmから47mmへと大型化し、保護ガラスが強化ガラスから、より耐久性の高いサファイアクリスタルガラスにアップグレードされている。また地味にストレージが2.2GBから32GBへと増え、これによりボイスメモや音楽取込のデータ保存がより多くできるようになった。

初搭載のデュアルスピーカーでZepp Flowを楽しむ

Amazfit Balance 2はスマートウォッチとして初めてデュアルスピーカーを搭載し、Bluetooth通話ではクリアな音質を活かして相手の声を聴き逃さない。

Zepp Flowを使用すると、音声でウォッチを操作したり、音声テキスト返信を送信したりできる（Android対応）。上部ボタンを1秒間押し続けるとZepp Flowが起動し、ハンズフリーでの操作が可能だ。

ウォッチの操作も可能で「AM07：00にアラームをセットした後、タイマーを20秒でセット」」と指示するとアラームはセットされるがタイマーは反応しない。

今後の進化に期待したい。

詳しくは動画でレビューしているのでそちらを参照してほしい。

Amazfit Balance 2 の運動【170種類以上】

Amazfit Balance 2は170種類以上のワークアウトモードを搭載。

さらにHYROX（ハイロックス）レースモードも搭載している。

新機能【ゴルフ機能】

Amazfit Balance 2の最大の目玉機能は、世界約40,000コースをカバーする本格的なゴルフ機能だ。

日本国内では2,349コースをカバーし、カバー率は99％以上とほぼ全てのゴルフ場に対応している。

6衛星測位GPSシステムと円偏波受信により、1ヤード単位での正確な位置情報計測が可能。グリーンまでの距離、池やバンカーなどの障害物までの距離、ホールのレイアウトが一目で確認できる。

自由に設定した場所までの距離計測が可能で、グリーン上ではピンの位置も任意で設定でき、パッティング時の正確な距離計測が実現する。

前のホールでの自身のスイング軌道を確認し、ホールごとに修正が可能。スコアは手動で正確にインプットでき、ホール終了後は自動でスコアインプット画面になり、総打数、パット数、ペナルティなどを直接入力できる。

プロ仕様のダイビング機能【水深45m認定】

10ATMの耐水性とミリタリーグレード（MIL-STD-810G-2014）の耐久性により、激しいトレーニングでも安心して使用できる。水深45メートルまでのダイビング認定を取得しており、あらゆるフリーダイビングやスキューバダイビングに対応している。

Amazfit Balance 2 のヘルスケア

Amazfit Balance 2は睡眠、心拍数、血中酸素、ストレス、レディネススコアがチェックできる。

高度なヘルスケア機能【BioTracker 6.0搭載】

Amazfit Balance 2は2LED+5PD BioTracker 6.0 PPGバイオセンサーを搭載し、正確な健康・運動データの計測が可能だ。

心拍数、血中酸素、睡眠分析、ストレス測定などの基本機能に加え、新しい睡眠アルゴリズムの採用で睡眠検出の精度を高め、レディネススコアの精度も向上させている。

Amazfit Balance 2 で「議事録」を作成する

Zeppアプリには「家族機能」を使って家族みんなでデータを共有して繋がりを持つことが可能。例えば離れて住む両親とか子供と一緒にAmazfit Bip 6を身につけてお互いの健康状態を見守りことができる。

Amazfit Balance 2ではボイスメモ機能を使って会議を丸ごと録音できる。

その録音データを使い、GoogleのAI「Notebook LM」にアップロードすれば「文字起こし」という指示であっという間に議事録が完成。さらに要約や資料作成などもできる。

Amazfit Balance 2 の文字盤【100種類以上】

Amazfit Balance 2のウォッチフェイスは業界トップクラスのクオリティの高さを誇る。

個人的にはラウンド型にはアナログ風デザインが似合うと思う。ただワークアウト時にはデジタルの方が相性が良く、どちらのデザインも豊富に揃っているから楽しめるはずだ。

Amazfit Balance 2 のデメリット

指紋が目立つ

今作はサファイアクリスタルガラス採用により耐久性は上がったのだけど、指紋防止コーティングをしていても強化ガラスより指紋が目立つ。

サイズの選択肢

47mmの単一サイズのみで、小柄な方や女性には大きく感じられる可能性がある。

価格の上昇

前作と比べて価格がそれなりに上昇しており、価格面でもミドルからミドルハイへ生まれかわった。

Amazfit Balance 2 のメリット

画面【サファイアクリスタルガラス】

高級時計に使われる素材を採用し、傷に対する耐性が大幅に向上した。

バッテリー【通常使用で21日間】

通常使用で21日間のバッテリー持ちになるとボディが大きくなりがちだが、Amazfit Balance 2はそう感じないから凄い。

豊富な新機能【ゴルフ＆ダイビング】

ゴルフやダイビング愛好家なら絶対手に入れたいスマートウォッチだ。

Amazfit Balance 2 のまとめ

Amazfit Balance 2の販売価格は43,890円（税込）で発売日は2025年6月24日となっている。

前作からの大幅な進化により、もはやエントリーモデルではなく、プレミアムスマートウォッチとしての地位を確立していくはず。

特にバッテリー性能の向上とサファイアクリスタルガラスの採用は、日常使いでの利便性と耐久性を大幅に向上させている。

【動画で観る】Amazfit Balance 2 のレビュー

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