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【DOOGEE T30 Ultra 製品レビュー】Proモデルとの差別化!性能特化型にチューニングでう変わった?

【DOOGEE T30 Ultra 製品レビュー】Proモデルとの差別化!性能特化型にチューニングでう変わった?

11インチの2.5K大画面タブレットDOOGEE T30 Ultraをレビューする。

同社の製品で「T30 Pro」とどう変わったのか。メモリを増量させて性能特化型にチューニングはされているが、果たしてその魅力はどこにあるのか。比較解説していく。

ジョージ
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DOOGEE T30 Ultraの特徴【Proとの差別化は微妙か】

DOOGEE T30 Ultraの特徴【Proとの差別化は微妙か】

特徴

  • メモリ【Proより17GBUP(拡張含む)】
  • ディスプレイ【11インチの2.5Kは貴重】
  • ディスプレイ【輝度が350nit→250nitにダウン】
  • カメラ【Proより画素数ダウン】
  • 充電【33W→18Wにダウン】
  • 通信【ソフトバンクのみ】
  • 静止画【ズームなし&ぎり及第点】
  • 動画【Widevine L1&NetflixもOK】

何を持ってこのDOOGEE T30 Ultraを評価するか。CPUが同じでメモリだけ増量しても劇的には進化しないし、その他に魅力的な差もないため微妙としか言いづらい。

DOOGEE T30 Ultraのスペック

DOOGEE T30 Ultraのスペック

DOOGEE T30 Ultraの簡単なスペックは以下参照

製品名 T30 Ultra
発売日 2023年10月
OS種類 Android 13
CPU Helio G99 Octa-core
ストレージ 256GB
メモリ 12GB(最大20GB拡張RAM)
外部メモリタイプ microSD
外部拡張容量 最大2TB
充電端子 USB Type-C
バッテリー容量 8,580mAh
画面サイズ 11インチ
画面解像度 1,600×2,560(2.5K)
パネル種類 IPS液晶パネル
背面カメラ画素数 1600万画素
前面カメラ画素数 800万画素
幅×高さ×厚み 256.5×168×7.6mm
重量 539g
カラー ブラック
グレー
ブルー
ワイヤレス充電 ×
急速充電 ○(18W)
認証機能 顔認証
耐水・防水
5G ×
無線LAN規格 IEEE802.11 a/b/g/n/ac
Bluetooth Bluetooth
デュアルSIM
SIM情報 nano-SIM×2
Widevine L1

スペックは悪くはない。防水性能がないので、扱いには注意が必要だ。

DOOGEE T30 UltraのAnTuTuスコア【39万点】

AnTuTuのベンチマークテストを3回実施し、計測している。

DOOGEE T30 UltraのAnTuTuスコア【39万点】

スコアはCPUとメモリを見れば大体予想はできるので、実際の動作を見ることに意味がある。タブレットで人気のCPUなので安定感は高い。

機種名 スコア結果 CPU
DOOGEE T30 Ultra 392121 MediaTek Helio G99
DOOGEE T30 Pro 369905 MediaTek Helio G99
DOOGEE T20 Ultra 389514 MediaTek Helio G99

メモリが増量した分T30 ProよりスコアはUPしている。

DOOGEE T30 Ultraのバッテリー【6時間24分】

DOOGEE T30 Ultraのバッテリー【6時間24分】DOOGEE T30 Ultraのバッテリー性能をアプリ「PCMARK for Android」で計測

機種別バッテリーテスト結果
機種名 計測結果 容量
DOOGEE T30 Ultra 6時間24分 8,580mAh
DOOGEE T30 Pro 6時間14分 8,580mAh
DOOGEE T20 Ultra 6時間51分 10,800mAh

※すべての機種を輝度最高値にして計測

バッテリー持ちは”中”という結果になった。画面輝度が低くなった分が影響して同じ容量のT30 Proより10分持ちがよくなった。

バッテリー持ちの目安
最高 100%→20%まで8時間以上
100%→20%まで7時間以上
100%→20%まで6時間以上
100%→20%まで5時間以上
最低 100%→20%まで4時間以上
ゴミ 100%→20%まで3時間以上

ただし、急速充電速度が33W→18Wと約半分になったため、バッテリー持ちの差「10分」よりも充電速度の差の方が気になる。

DOOGEE T30 Ultraの外観デザイン

DOOGEE T30 Ultraの外観
DOOGEE T30 Ultraの外観デザイン

背面デザインはシンプルでカメラはレンズ1枚の四角いデザイン。
DOOGEE T30 Ultraの前面デザイン

ディスプレイサイズは11インチで2.5ディスプレイだが、IPS液晶パネルを採用している。

外箱はかなり大きい

同梱物:保護ケース、ふき取りクロス、保護フィルム、充電ケーブル、充電器、SIMピン、クイックガイド

DOOGEE T30 Ultraのカラーバリエーション

DOOGEE T30 Ultraのカラー展開はブラック、ブルー、グレーの3色だ。

本体サイズは大きいので片手で持つには厳しい。

ベゼル幅は分厚く、もう少し薄いければよかった。

背面はマットな質感だが指紋が付きやすい。

左側面:スピーカー

上面:電源ボタン、ボリュームキー

右側面:マイク、スピーカー、USB Type-Cポート、SIMスロット、イヤホンジャック

底面:別売りのキーボードのドッキング端子

DOOGEE T30 Ultraは物理SIMのデュアルSIMに対応。microSDを使っての外部拡張は最大2TBまで可能だ。

DOOGEE T30 Ultraの本体サイズは高さ256.5mm、幅が約168mm、厚み約7.6mm、重さは約539g。

DOOGEE T30 UltraとT30 Proの比較

DOOGEE T30 UltraとT30 Proの比較

ベースとなるDOOGEE T30 Proと比較すると、メモリ以外はT30 Proに劣るか同等だ。この程度の差であれば、価格の安さで決めればいいと思う。

DOOGEE T30 Ultraで使える対応バンド【ソフトバンクのみ】

DOOGEE T30 Ultraで使える対応バンド【ソフトバンクのみ】

DOOGEE T30 Ultraでの対応バンドは以下参照

機種名 DOOGEE T30 Ultra
共通 4G B1/2/3/4/5/7/8/12/17/20/25/26/28/34/38/39/40/41/66
5G 非対応

※赤字は安定的な通信に必須なバンド

DOOGEE T30 Ultraはソフトバンクのみフルカバーしているが、他キャリアの一部プラチナバンドは非対応なので注意。

キャリア別 重要バンド
ドコモ B1/3/19
au B1/3/18/26
ソフトバンク B1/3/8
楽天モバイル B3/18/26

DOOGEE T30 Ultraのカメラ【ズームなし】

DOOGEE T30 Ultraのカメラ【ズームなし】

DOOGEE T30 Ultraはを1600万画素の静止画が撮影可能。

DOOGEE T30 Ultraのカメラ評価

  • 静止画:色味が自然に近い
  • 動画:記録用であれば問題ないレベル

DOOGEE T30 Ultraのカメラスペック

画素数/解像度 レンズ 備考
背面カメラ 1600万画素 f/2.2
前面カメラ 800万画素 f/2.0
背面カメラ
(動画)
1080p
(1920 x 1080)
60 FPS

スペックはスマートフォンに比べると低い。

DOOGEE T30 Ultraで撮影【日中】

撮影時期は気温0°の真冬だったため、凍てついた感じがしっかり撮影できている。

DOOGEE T30 Ultraのデメリット

DOOGEE T30 Ultraのデメリット

デメリット

  • ディスプレイ【輝度が350nit→250nitにダウン】
  • カメラ【Proより画素数ダウン】
  • 充電【33W→18Wにダウン】
  • 通信【ソフトバンクのみ】

ディスプレイ【輝度が350nit→250nitにダウン】

DOOGEE T30 Proが350nitであったが、それでも決して明るいわけではない。IPS液晶ということもあり、発色もそこそこだし、輝度も暗めとなると屋外では結構視認性が厳しい。

カメラ【Proより画素数ダウン】

カメラはズームがないのと、静止画はギリギリ及第点と言った感じ。スマホを同時に持ち歩くなら、あえてタブレットで撮影する機会はおそらくないだろう。

充電【33W→18Wにダウン】

充電速度はスマホでも重要な要素になりつつある。33Wで丁度良い速度で、18Wだっと急速とは呼べない。

DOOGEE T30 Ultraのメリット

DOOGEE T30 Ultraのメリット

メリット

  • メモリ【Proより17GBUP(拡張含む)】
  • ディスプレイ【11インチの2.5Kは貴重】
  • 動画【Widevine L1&NetflixもOK】
  • 静止画【ズームなし&ぎり及第点】

メモリ【Proより17GBUP(拡張含む)】

最近の中国タブレットではメモリ「拡張」をアピールしがちだが、例えば拡張を最大値にしてAnTuTuベンチマークを走らせても結果は変わらない。

ディスプレイ【11インチの2.5Kは貴重】

画面のピーク輝度が差がったことは残念だが、2.5Kディスプレイは仕事にも遊びにも活躍する場面はある。資料の閲覧や読書など、スマホではやりにくいことをガシガシやっていこう。

動画【Widevine L1&NetflixもOK】

Netflixも高画質で観られるので、クワッドスピーカーと併せて動画視聴を楽しみたい。

DOOGEE T30 Ultraのまとめ

DOOGEE T30 Ultraのまとめ

最近のDOOGEEはタブレットの発売速度が速く、スペック的にも力が入っている。

付属品も充実しているので、子供の勉強用にも良い。技適ももちろん通っている。

とはいえ、タブレットを有効に使うためにサイズやスペックは慎重に選びたい。自分がタブレットに求めるものをしっかりと理解した上で購入をしてほしい。

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