この記事ではSamsungから発売されたGalaxy Watch6 Classicの実機を使ってレビューしている。
Galaxy Watch6 Classicは最大2000nitの有機ELディスプレイ、特徴的な回転するベゼル、そしてついにFelicaが搭載された死角なしのスマートウォッチとなった。
Galaxy Watch6 Classic(47mm)のスペックは、1.5インチの有機ELディスプレイ、IP68の防水防塵に対応、バッテリーは425mAhを搭載。
日本発売前から注目が集まっていたGalaxy Watch6 Classicは、Apple Watchの牙城を崩せるのか。
Galaxy Watch6 Classicの総合評価は下記のとおり
満足度 | ★★★★☆ |
デザイン | ★★★★★ |
付け心地 | ★★★★☆ |
基本動作(快適さ) | ★★★★☆ |
GPS性能 | ★★★★☆ |
画面表示&綺麗さ | ★★★★★ |
バッテリー | ★★★☆☆ |
防水性能 | ★★★★☆ |
この記事では、Galaxy Watch6 Classicの実機を使って、外観、スペック、バッテリー、GPS性能、防水性能、メリット・デメリットなど、触って感じた評価とデータをもとに分かりやすくレビューしている。
Galaxy Watch6 Classicの外観をチェック
Galaxy Watch6 Classicの外観をチェック
外箱は白を基調とした長方形で高級感があふれ出ている。
同梱物は説明書、シリコンバンド、充電用ケーブルとなっている。
Galaxy Watch6 Classicのカラー展開はブラックとシルバーの2色展開だ。
背面は光沢のある加工がされている。
バンドはシリコンバンドだが、外側は革製で裏側は液状シリコンとなっている。バンドの取り外しはワンタッチで簡単に脱着ができる。
Galaxy Watch6 Classic(47mm)の本体サイズは高さ46.5mm、幅が約46.5mm、厚み約10.9mm、重さは約82g(ストラップ含む)。
Galaxy Watch6 Classicのスペックをレビュー
Galaxy Watch6 Classicのスペック表を掲載。
Galaxy Watch6 Classicのスペック表
Galaxy Watch6 Classicのスペックは以下参照
Galaxy Watch6 ClassicはGalaxy Wearable(アプリ)側で日常よく使うアプリの通知に対応できる。
ラウンド型ではあるが1.5インチのディスプレイと輝度が高いので文字が見やすい。
通知をONにするには「時計の設定>通知>アプリの通知」から進むとアプリ毎に通知のON/OFFが設定できる。LINEはアプリをPlayストアからダウンロードする。
Galaxy Watch6 Classicで利用できる機能
Galaxy Watch6 Classicのメニュー一覧
メニューはコンパクトにまとまったUIで、トレーニングに関してもメジャーなものしかないので見つけやすい。
Galaxy Watch6 ClassicのFelica&Google Payをチェック
Galaxy Watch6 ClassicではGoogle Payが利用できるので日常の決済をQRコード決済と併せることで限りなくキャッシュレスにできる。
そして、今作から利用できるようになるFelicaに関しては、韓国版では利用できなかった。ハード面は日本版と同じだと思うので、内部的な制御で利用ができないようだ。このFelica搭載により、Galaxy Watch6 Classicは個人的にApple Watchを超えたと思っている。
Galaxy Watch6 Classicの運動をチェック
Galaxy Watch6 Classicを使用して得たトレーニングデータは「Samsung Health」に同期される。
Galaxy Watch6 Classicのウォーキングをチェック
Galaxy Watch6 ClassicではGPSを使ってMAPを使うことができるが、ウォーキングなどのトレーニング時のルート記録はできないのが残念だ。
Galaxy Watch6 Classicの健康管理をチェック
Galaxy Watch6 Classicは心拍数、ストレス、睡眠、血中酸素、体組成などがチェックできる。
Galaxy Watch6 Classicのヘルスケア全体をチェック
ヘルスケアに関してはGalaxy Watchだからという機能はなく、項目的には目新しさはない。もちろん1つ1つの計測される数値には信頼性があるのだろうが、この辺りはユーザー側も1周回っている感じ。
Galaxy Watch6 Classicの体組成はチュートリアルに従いながら計測する。筋肉量や体脂肪が時計で計測できるのは便利だと思う。
体組成などを日々計測しながら、その成果を上げるために動画でエクササイズプログラムを視聴することができるのもおもしろい。
Galaxy Watch6 Classicのバッテリー持ちをチェック
Galaxy Watch6 Classicのバッテリー性能をチェック
Galaxy Watch5 Proでは容量590mAhだったものが、Galaxy Watch6 Classicで容量が425mAhに減ったことは納得がいかない。
Galaxy Watch6 Classicのバッテリーは様々な機能を搭載しているため消費が激しい。体感値的にも約2日となっており、まだまだ機能と実用性面でバッテリーの課題は根深いようだ。
ただし急速充電に対応しており、バッテリー持ちをカバーする威力を持ち合わせている。
Galaxy Watch6 Classicの文字盤をチェック
Galaxy Watch6 Classicのウォッチフェイスは50種類以上ある。
ウォッチフェイスの種類こそ少ないが、それぞれにカスタマイズができるので、実際には相当な数のウォッチフェイスが楽しめる。
スタイルや色、ウォッチに表示させるウィジェットなどを自由にカスタマイズできる。このきめ細やかさがGalaxyクオリティと言える。
Galaxy Watch6 Classicのメリット
Galaxy Watch6 Classicを実際に使ってみて分かったメリット
メリット
⭕ Felica搭載で更に便利になる予定!
⭕ 画面の美麗さ&画面輝度が最大2000nit!
⭕ 回転ベゼルが個性的かつ機能的!
⭕ 付属のバンドが革製で見た目がCOOL!
⭕ 空き時間にすぐ急速充電が可能!
⭕ WearOS4ではデータ移行が簡単に!
⭕ 本体ストレージで音楽が取り込める!
⭕ 転倒検知や緊急SOS機能で登山などに活躍!
Felica搭載で更に便利になる予定!
今作のGalaxy Watch6 ClassicはこのFelica搭載のニュースがあるかないかで天と地ほどの差があった。まだ詳細がリリースされていないが、ユーザーの期待に応えてくれることを願う。
画面の美麗さ&画面輝度が最大2000nit!
ハード面で一番驚いたのがディスプレイ輝度だ。「えっ?まだ明るさ1/4なのか?」と初期値を見て驚き、最高値にしたときは眩し過ぎて動画越しにはボヤけて映るほどだった。
転倒検知や緊急SOS機能で登山などに活躍!
Galaxy Watch6 Classicにはあらかじめ緊急連絡先や医療情報を登録しておくことで、激しい転倒をした場合に救急へ連絡ができたり、自分に意識がある状態ではウォッチのホームボタンを5回押せば緊急連絡先へ発信してくれる機能がある。
登山などで遭難した場合や1人暮らしの高齢者にも心強い機能だと思う。
Galaxy Watch6 Classicのデメリット
デメリット
❌ バッテリー持ちが機能性を活かせない!
❌ ヘルスケアやトレーニング機能は中途半端!
❌ Felica搭載以外の機能向上が乏しい!
バッテリー持ちが機能性を活かせない!
Galaxy Watch6 Classicには多くの機能が搭載されているが、それを使いこなすにはバッテリーがどう頑張っても2日しか持たないのでは物足りない。ヘルスケアに関しても睡眠データを取るのであれば充電が夜間できないため、起床後すぐに通勤するのであれば充電をするタイミングがないことになる。
ヘルスケアやトレーニング機能は中途半端!
Galaxy Watch6 Classicは外観からもスポーツ向けにコンセプトされたものではない。しかし、決して安くない価格を考えると、ウォーキングなどの際にGPSによるルート記録程度は搭載してほしかったところ。
Felica搭載以外の機能向上が乏しい!
Galaxy Watch6 Classicと同時に発売されたGalaxy Z Flip5はサブディスプレイの大型化など大きな変化があった。Galaxy Watch6 Classicは一言でまとめるなら「前作にFelicaが搭載された」という少し残念な気持ちも残る。
Galaxy Watch6 Classicの口コミ・評判をチェック
Galaxy Watch6 Classicのクチコミ(男性)
海外メーカーでFelica搭載のハードルは高く、Apple Watch・Pixelなど限られたメーカーでしか対応されなかったが、ついにGalaxy Watchが対応したことは大きな前進であり、Samsung の意気込みを感じる。
Galaxy Watch6 Classicの評価まとめ
Galaxy Watch6 Classicは外観デザイン、性能、そしてユーザー待望のFelicaに答えたSamsungの製品力と意気込みはどれだけのシェアを取れるか。
Galaxy Watch6 Classicの総合評価は下記のとおり
満足度 | ★★★★☆ |
デザイン | ★★★★★ |
付け心地 | ★★★★☆ |
基本動作(快適さ) | ★★★★☆ |
GPS性能 | ★★★★☆ |
画面表示&綺麗さ | ★★★★★ |
バッテリー | ★★★☆☆ |
防水性能 | ★★★★☆ |
Galaxy Watch6 Classicは時計としての所有欲を満たし、Apple Watchでスクエア型が溢れた中「時計ってラウンド型だよな」と思い出させてくれる機会になった。
Galaxy Watch6 Classicを持つことで、生活が便利になることは間違いなく、さらに自信に似たような前向きな気持ちも与えてくれるガジェットだ。
とはいえ、スマートウォッチにも無数の種類があり、デザインだけじゃなく機能も価格も含めて慎重に購入を決めていきたい。
筆者の「技適」に関する見解
参考:技適マークのない機器で無線を使っていたので自首してきた。
基本的に自宅内での使用に留め、救急とか消防とかの無線を妨害することがないように努めます。
【動画で観る】Galaxy Watch6 Classic のレビュー
Galaxy Watch6 Classicの価格とお得に買う方法
Galaxy Watch6 Classicの販売価格は以下のとおり
価格 | キャンペーン&割引情報 | |
Amazon | 47mm:70,714円(税込) |
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楽天市場 | 47mm:79,200円(税込) |
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Galaxy Watch6 Classicの本体価格は、各販売店で違うので自分に合ったお得なお店で購入してみよう。また、AliExpressは中国のサイト、中国の出品者が販売しているため、トラブルが発生しても日本国内のようにサポートを受けられる可能性は低い。利用する場合は慎重に決めてほしい。
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