この記事では最新のスマートウォッチ「Galaxy Watch 7」の外観や性能をレビューしている。
Galaxy Watch 7は2024年7月に発売した。前作のGalaxy Watch 6も未だに売れているのを見ると、大きな差はないんじゃないか?と悩んで前作を選んだ人も多いはず。
果たして外観や性能に大きな違いはあるのかをレビューしていきます。
Galaxy Watch 7の特徴【ベストバイか?と聞かれると】

特徴
- デザイン【大きな変化はなし】
- ディスプレイ【ピーク輝度2000nitで維持】
- バッテリー【最大40時間】
- 音楽【取り込み可能】
- GPS【精度UP】
- 防水【IP68&5ATM&MIL準拠】
- ワークアウト【100種類以上】
- ヘルスケア【睡眠や食事の質をチェック】
- 決済機能【Suica使用可能】
- その他【Galaxy AIに対応】
前作と大きく変わった部分はないと言っていい。ちょうど前作からFelicaが使えるようになったので、Galaxy Watch 5以前に乗り換えるのは差があると言える。つまりGalaxy Watch 6と7で悩んだら、価格の安いを選べばOKだ。
Galaxy Watch 7のスペック

Galaxy Watch 7の簡単なスペックは以下参照
| 項目 | 内容 | |
| 製品名称 | Galaxy Watch 7 44mm | Galaxy Watch 7 40mm |
| モデル | Bluetooth/4G LTE | Bluetooth/4G LTE |
| カラー | グリーン シルバー |
グリーン クリーム |
| 画面サイズ | 1.5インチ(有機EL) | 1.3インチ(有機EL) |
| 解像度/PPI | 480×480 | 432×432 |
| 通信規格 | Bluetooth 5.3 | Bluetooth 5.3 |
| 防水/防塵 | IP68(5ATM) | IP68(5ATM) |
| MIL規格 | MIL-STD-810H | MIL-STD-810H |
| 対応OS | Android | Android |
| 対応アプリ | Wearable | Wearable |
| バッテリー容量 | 425 mAh | 300 mAh |
| 本体サイズ | 44.4×44.4×9.7mm | 40.4×40.4×9.7mm |
| 本体重量 | 約33.8g | 約28.8g |
| ボディ素材 | アーマーアルミニウム | アーマーアルミニウム |
| バンド素材 | HNBR(水素化ニトリルゴム) | HNBR(水素化ニトリルゴム) |
| バンド長さ | 133mm | 133mm |
| バンド幅 | 22.5mm | 22.5mm |
| 充電方式 | マグネット式充電 | マグネット式充電 |
Galaxy Watch 7は「Samsung Galaxy Wearable」で通知のオン/オフが設定できる。

画面解像度が高く鮮明に文字は確認できるが、ラウンド型が故に見切れる部分がある。

それでもピーク輝度が2000nitもあるため、日中・屋外での視認性は全く問題なし。
Galaxy Watch 7で利用できる機能

Galaxy Watch 7のメニュー一覧
Galaxy Watch 7はWear OSを採用しているため、Playストアからウォッチ向けのアプリをダウンロードできる。ある程度は自分好みにカスタムができる。
転倒検知で救急サービスへ連絡できる

Galaxy Watch 7はつまずいて転んだり、ベッドから落ちたりして助けが必要な場合、ウォッチのホームボタンを5回押すと予めスマートフォンのアプリで設定しておいた緊急連絡先に発信することができる。(ただし、通信環境が整っている場合に限る)
設定は「安全及び緊急」>「ホームキーでSOS」をオンにする
Galaxy Watch 7のバッテリー【最大40時間】

Galaxy Watch 7のバッテリー性能をチェック

Galaxy Watch 7のバッテリーは常時表示で最大30時間、常時点灯未使用時で最大40時間となっている。睡眠時にも着けると考えると、丸2日が限界か。

専用の充電ケーブルで充電する。急速充電にも対応。
Galaxy Watch 7の外観デザイン
Galaxy Watch 7の外観

付属品:ワイヤレス充電ドッグ、クイックスタートガイド、バンド(1種)

44mmは2色展開

40mmも2色展開

右側面:右上ボタン(ホーム)、右下(戻る)

左側面:何もなし

背面はもメタル調で高級感と耐久性が感じられる。

バンド素材はHNBR(水素化ニトリルゴム)を使用しており、特に液状シリコンと触り心地は変わらない。すべすべで柔らかい。

Galaxy Watch 7 44mmの本体サイズは高さ44.4mm、幅が約44.4mm、厚み約9.7mm、重さは約33.8g(本体のみ)となっている。
Galaxy Watch 7とGalaxy Watch 6の比較

比較表を見れば前作との差がないことが分かる。ストレージが増えた恩恵はどこで感じられるのか。
Galaxy Watch 7の運動【100種類以上】

Galaxy Watch 7は100種類以上のワークアウトメニューが搭載されていて、Samusung Healthと同期することによりデータが蓄積される。
デュアルバンド対応GPSでルート精度UP

Galaxy Watch 7は内蔵GPSのため、ウォッチだけで出かけてもルートの記録が可能だ。またワークアウトアプリを起動し忘れても、自動ワークアウト検出機能があるのも便利だ。

さらに屋外ランニングではデュアルバンドGPSにより、正確なルート記録が街中でも可能だ。
Galaxy Watch 7のヘルスケア

Galaxy Watch 7は睡眠、心拍数、AGEs指数がチェックできる。
Samsung Healthで一元管理

ウォッチを身につけている間に記録された睡眠や心拍数のデータはSamsung Healthで一元管理される。

Galaxy Watch 7のヘルスケアデータは他社に比べると物足りない。精度はともかく他社であれば血中酸素、ストレスレベルなども記録できる。
Galaxy Watch 7の文字盤【60種類以上】

Galaxy Watch 7のウォッチフェイスは60種類以上あるが、個人的には少ないと感じる。

ただしカスタムの自由度は高く、文字盤のデザインや色、表示するデータなどを選べる。






全体的にポップなものが多いが、アナログウォッチ風デザインもクオリティが高い。
Galaxy Watch 7のデメリット

デメリット
- デザイン【大きな変化はなし】
- 比較【進化が乏しい】
- バッテリー【最大40時間】
デザイン【大きな変化はなし】

左側がGalaxy Watch 7で右側がGalaxy Watch 6だ。バンドの素材や背面センサーのデザインは異なるがほぼ同じと言っていい。

それで言えばGalaxy Watch 6 Classicを今買うのはアリかもしれない。デザインも無印より洗練されているし、高級感もある。
→レビュー動画はこちら
比較【進化が乏しい】

絶対Galaxy Watch 7じゃなきゃダメだ!って思えるほどの進化がない。せめてバッテリー持ちの向上は欲しかったところ。
バッテリー【最大40時間】

AOD未使用時で40時間と言うけど、せっかくディスプレイは綺麗なんだし常時表示で使いたいでしょう。そうすると最大30時間となるので、1日使って睡眠も計測して朝起きると50%程度に減っている。丸2日が限界は厳しい。
Galaxy Watch 7のメリット

メリット
- ディスプレイ【ピーク輝度2000nitで維持】
- 音楽【取り込み可能】
- GPS【精度UP】
- 防水【IP68&5ATM&MIL準拠】
- 決済機能【Suica使用可能】
- その他【Galaxy AIに対応】
ディスプレイ【ピーク輝度2000nitで維持】

最近はスマートウォッチでピーク輝度2000nitは増えつつある。きっと1年後にはスタンダードにもなるはず。バッテリー消費に悪影響だが視認性が悪いって時計としては致命的だから、その点Galaxy Watch 7は満足できるレベルだ。
防水【IP68&5ATM&MIL準拠】

カジュアルなデザインでありながら、防水やMIL規格準拠は魅力的。これにより遊びも仕事も思いっきりウォッチを着けて楽しめるし、汚れたら洗えるのも強み。
その他【Galaxy AIに対応】

Galaxyはスマートフォンを含めてAIに力を入れている。スマホではもはやAIは欠かせないが、スマートウォッチでは今後どんな活用がされるのか。ソフト面のことなので、アップデートで進化してくれるのも魅力。ちなみにGalaxy Watch 6にもアップデートでAIが使えるようになった。
Galaxy Watch 7のまとめ

もし、Galaxy Watch 7か前作のGalaxy Watch 6で悩む場合は、価格の安い方を選べばいい。

それでもGalaxy Watch 7の完成度は変わらず高く、安心して使っていけるスマートウォッチだ。

前作を購入する場合は公式ストアでは販売終了になっているので、AmazonなどのECサイトを利用するしかない。そういう面でも最新のGalaxy Watch 7を買っておけば保証も含め安心材料は多い。
【動画で観る】Galaxy Watch 7 のレビュー
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