この記事では 「Google Pixel Watch 2」の外観や性能をレビューしている。
Google Pixel Watch 2は前作から外観や性能は進化しているのか。数少ないSuica搭載のスマートウォッチとして注目が集まる中、実機を使って解説していく。
Google Pixel Watch 2の特徴【らしさ残すも感動薄め】
特徴
- デザイン【前作から変更なし】
- ボディ【素材変更で5g軽量化】
- Suica【数少ない対応メーカー】
- 運動メニュー【40種類以上】
- センサー【2つのセンサーが新搭載】
- バッテリー【改善され常時点灯オン24H】
- 機能【バッテリーシェアが不可に】
- 防水【安心の5ATM】
- 通話【マイク非搭載】
- GPS精度【衛星が1つ増え向上】
Google Pixel Watch 2の外観は前作からほぼ変化はなし。バッテリー持ちの改良、ヘルスケアセンサーが増えたりと進化はあるが感動は少ない。
Google Pixel Watch 2のスペック
Google Pixel Watch 2の簡単なスペックは以下参照
項目 | 内容 |
製品名称 | Google Pixel Watch 2 |
カラー | Obsidian Bay Porcelain Hazel |
画面サイズ | AMOLEDディスプレイ |
解像度/PPI | 320 ppi(最大1,000ニト) |
言語 | 日本語 |
通信規格 | Bluetooth5.0、Wi-Fi(802.11b/g/n) |
防水/防塵 | 5 ATM |
対応OS | iOS、Android9.0以降 |
対応アプリ | Garmin Connect Mobile |
バッテリー容量 | 306mAh |
本体サイズ | 41 x 41 x 12.3mm |
本体重量 | 31 g (バンド装着S:57.9g L:60.7g) |
ボディ素材 | 100% リサイクル アルミニウム |
レンズ素材 | カスタム3D Corning Gorilla Glass |
バンド素材 | フルオロエラストマー |
バンド長さ | S:130~175mm L:165~210mm |
バンド幅 | 22mm |
充電方式 | マグネットタイプ(4点接続) |
Google Pixel Watch 2はPlay Storeが使えるため、LINEやGMAILなどのメッセージアプリをウォッチにインストールして使うことができる。
ディスプレイがかなり球体のため、表示範囲が狭く見えづらい。
通知をONにするにはWatchアプリで「通知」をONすれば、スマホ側で許可している通知はすべて届く。ミュートにするなど詳細設定はWatchアプリで行う。
Google Pixel Watch 2で利用できる機能
Google Pixel Watch 2のメニュー一覧
ワークアウトはアプリ「Fitbitエクササイズ」を使用し、その他も基本的にサードパーティアプリで構成されている。
Google Pixel Watch 2のバッテリー【常時表示ON24時間】
Google Pixel Watch 2のバッテリー性能をチェック
常時表示ON | 約24時間 |
前作は常時表示OFFで24時間だったバッテリー持ちが常時表示ONで24時間と改良された。
急速充電に対応 | 30分で50% |
43分で80% | |
75分で100% |
ただし、少し不便なのが前作とは異なり、充電アダプタが背面ボディと4点接続となる。つまり充電する向きが固定となってしまう。
さらに前作ではPixelのバッテリーシェア機能を使って充電ができたが、今作は接続方式が変わったため不可となった。
Google Pixel Watch 2の外観デザイン
Google Pixel Watch 2の外観
Google Pixel Watch 2のカラー展開はObsidian、Bay、Hazel、Porcelainの4色となっている。
背面もメタル調で高級感があり、見た目のポップさギャップがいい。
フルオロエラストマーというフッ素ゴムを使用。とはいえ、シリコンバンドとの違いは分からず、厚みもあって質感もスベスベして気持ちがいい。
Google Pixel Watch 2の本体サイズは高さ41mm、幅が約41mm、厚み約12.3mm、重さは約59g(ストラップS含む)。
Google Pixel Watch 2と初代 Pixel Watchの比較
CPUやバッテリー容量などのハード面が進化し、急速充電にも対応した。比較表を見ると着実な進化が見える。
Google Pixel Watch 2の運動【Fitbitエクササイズを使用】
Google Pixel Watch 2はアプリの「Fitbitエクササイズ」を使用し、40種類以上のワークアウトメニューが用意されている。
Google Pixel Watch 2のウォーキングをチェック
Google Pixel Watch 2は内蔵GPSのため、ウォッチだけで出かけてもルートの記録が可能だ。帰宅後にスマホと同期すると詳細が確認できる。
ウォッチ側の収集したデータは自分のパフォーマンスを詳細に確認できる優れモノだ。
Google Pixel Watch 2のヘルスケア
Google Pixel Watch 2もワークアウトと同様にFitbitで心拍数や睡眠を管理することができる。
Google Pixel Watch 2のヘルスケアをチェック
Google Pixel Watch 2の「睡眠」は就寝時、おやすみモードに切り替えてから寝ている間の心拍数や呼吸、浅い眠りや深い眠りなどのリズムを計測してくれる。スコア表示も一般的ではあるが見やすい。
Fitbit心電図は地域がサポートされていないと表示され使えない。
Google Pixel Watch 2の文字盤【39種類をカスタム】
Google Pixel Watch 2のウォッチフェイスは39種類のベースをカスタムする。
掲載した文字盤は一部。
Google Pixel Watch 2のデメリット
デメリット
- デザイン【前作から変更なし】
- 機能【バッテリーシェアが不可に】
- バッテリー【改善され常時点灯オン24H】
デザイン【前作から変更なし】
前作のPixel Watchから大幅な進化がないPixel Watch 2は、初代Pixel Watchに興味があった人は買い で、Pixel Watchに拘りがない人はスルーかなと思う。
機能【バッテリーシェアが不可に】
大幅な進化はないが、良かったバッテリーシェアが無くなったのは痛手。ボディは近未来な形でバッテリーシェアはイメージ通りの機能だっただけに残念だ。
バッテリー【改善され常時点灯オン24H】
改善されたのに物足りないのがバッテリー。常時表示はあれば使いたい機能だし、でも24時間しか使えないのはデメリットだと思う。
Google Pixel Watch 2のメリット
メリット
- ボディ【素材変更で5g軽量化】
- Suica【数少ない対応メーカー】
- センサー【2つのセンサーが新搭載】
- 運動メニュー【40種類以上】
- 防水【安心の5ATM】
- GPS精度【衛星が1つ増え向上】
ボディ【素材変更で5g軽量化】
ボディ素材がステンレスからアルミに変わったことで本体重量が5g軽量化されSサイズのバンドを装着した状態でも59gとなり、スポーツ時にも負担とならないスペックだ。
Suica【数少ない対応メーカー】
Goolge Pixel Watch 2はSuicaが使えるから通勤に便利だ。
他にもQUICPayやIDのタッチ決済に対応しているため、日常で買い物をスマートにできるのも利点。
センサー【2つのセンサーが新搭載】
Google Pixel Watch 2には「皮膚温センサー」と「皮膚コンダクタンスを測定する電気センサー」の2つが新搭載された。就寝時の異常や日中のストレスを検知してくれる2つのセンサー。
近い将来にスマートウォッチは本当に予防医学のマストアイテムになるかもしれない。
Google Pixel Watch 2のまとめ
Google Pixel Watch 2から変更点が少ないので買い替えや、Pixel Watchに拘りがない方には少し魅力にかける。
それでもGoogle純正スマートウォッチとして、Suicaなどの決済機能に加え、ヘルスケアへの信頼性もある。
とはいえ、スマートウォッチにも無数の種類があり、デザインだけじゃなく機能も価格も含めて慎重に購入を決めていきたい。
【動画で観る】Google Pixel Watch 2のレビュー
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