この記事では最新のスマートウォッチ「Amazfit T-REX 3」の外観や性能をレビューしている。
Amazfit T-REX 3は2024年9月に発売してから爆発的に売れ続けている。Amazonでも瞬間的にスマートウォッチの売れ筋ランキングで一部のApple Watchを抑えて6位に入るなど、新たなニーズを掴んでいるようだ。
Amazfit T-REX 3の特徴【過去最高の完成度】
特徴
- デザイン【タフネスな見た目は継承】
- ディスプレイ【ピーク輝度2000nit】
- バッテリー【日常使いで27日間】
- 音楽【アップロード可能】
- GPS【精度は高く山登りにも】
- 防水【最強クラスの10ATM&MIL規格】
- ワークアウト【170種類以上】
- ヘルスケア【レディネススコア対応】
- AI機能【Zepp Flow搭載】
前作から大幅にスペックアップした今作は、ディスプレイ・防水・マイク・GPS・バッテリーなど過去最高の完成度が自慢だ。見た目もメタル感がアップしAmazfit T-Rex Ultraに近づいた。
Amazfit T-REX 3のスペック
Amazfit T-REX 3の簡単なスペックは以下参照
項目 | 内容 |
製品名称 | Amazfit T-REX 3 48mm |
モデル | Bluetooth |
カラー | オニキス ラバ |
画面サイズ | 1.5インチ(有機EL) |
解像度/PPI | 480×480 |
通信規格 | Bluetooth 5.2 BLE、Wi-Fi2.4GHz |
防水/防塵 | 10ATM |
MIL規格 | MIL-STD-810G |
対応OS | Android |
対応アプリ | Zepp |
バッテリー容量 | 700 mAh |
本体サイズ | 48.5×48.5×15.85mm(心拍ベース含む) |
本体重量 | 約49g(バンド除く) |
ボディ素材 | ステンレススチール |
バンド素材 | 液状シリコン |
バンド長さ | 145mm~210mm |
バンド幅 | 22mm |
充電方式 | マグネット式充電 |
Amazfit T-REX 3はZeppアプリで通知をオン/オフが設定できる。
ケースサイズが48mmで解像度も高く、ラウンド型のスマートウォッチではかなり通知は見やすい。
それもそのはず、前作が1.3インチだったディスプレイが1.5インチと大きくなった。解像度ももちろんスペックアップしている。
Amazfit T-REX 3で利用できる機能
Amazfit T-REX 3のメニュー一覧
AmazfitシリーズのスマートウォッチはUIが使いやすい。利用頻度は低いが便利な機能は2階層目に配置されている。
GPSの精度も向上
今作からディアルバンド円偏波GPSを搭載したことにより、より精度の高い位置情報を把握することができる。これによって登山時の強力なサポートを実現。
さらにオフラインマップにも対応しており、ランニング・スキー・登山などのアウトドアで活躍できる。
Amazfit T-REX 3のバッテリー【最長40日間】
Amazfit T-REX 3のバッテリー性能をチェック
Amazfit T-REX 3のバッテリーは一般的な使い方なら27日間も持つ。省エネで使う場合は前作よりも短くなったが、GPSを使う場合などのハードな使い方は全体的に向上した。
USBケーブルは別売りだが専用の充電ベースが付属している。ただ、ケーブルと別々なのは個人的に使いやすいと思う。ケーブルは割かしスマホなどで1本持っていることが多いからだ。
Amazfit T-REX 3の外観デザイン
Amazfit T-REX 3の外観
Amazfit T-REX 3はオニキス(ブラック)とラバ(レッド)の2色展開
背面はプラスチックだが、シンプルで凹凸も少なく腕にフィットする。
バンドの素材もリキッドシリコンになり、柔らかく丈夫でありながら通気性もよくベタベタしにくい。
Amazfit T-REX 3 45mmの本体サイズは高さ48.5mm、幅が約48.5mm、厚み約15.85mm、重さは約49g(本体のみ)となっている。
ベルト交換が可能
付属のドライバーでベルトを外すことができる。
付属のアタッチメントをはめ込み、ネジで締める。
あとは購入した22mmのバンドを装着すれば簡単に雰囲気を変えることができる。購入したバンドはRunostrich 腕時計バンド 22mmだ。
Amazfit T-REX 3とAmazfit T-REX 2の比較
前作やT-Rexシリーズ最高峰のUltraと比較しても、Amazfit T-REX 3は大幅にスペックアップしている。
ハード面だけでなく、機能面の向上も充実しているので、買って後悔することはなさそうだ。
Amazfit T-REX 3の運動【170種類以上】
Amazfit T-REX 3は170種類以上のワークアウトメニューが用意されている。
Amazfit T-REX 3は「Zepp Coach」対応
Amazfit T-REX 3はAIがトレーニングプランを作成してくれる「Zepp Coath」に対応しており、日々のボディメイクにも役立つスマートウォッチとなっている。
また現在は別のスマートウォッチを使用しながらサードパーティアプリを使用していても安心だ。Amazfit T-REX 3は互換性があるのでデータを引き継くことが可能。
Amazfit T-REX 3のヘルスケア
Amazfit T-REX 3は睡眠、心拍数、血中酸素、ストレス、レディネススコアがチェックできる。
Amazfit T-REX 3は「レディネス・スコア」対応
Amazfit T-REX 3の「ヘルスケア」はウォッチを付けている状態で計測し、アプリ側に同期することで定期的に記録や管理ができる。
Amazfit T-REX 3の文字盤【1000種類以上】
Amazfit T-REX 3のウォッチフェイスは業界トップクラスの種類の多さを誇る。
タフネスなボディにマッチした高精細で大人なデザインが多数用意されている。
Amazfit T-REX 3のデメリット
デメリット
- デザイン【ビジネスでは工夫が必要か】
- スピーカー【非搭載】
- ウォッチフェイス【有料が増えたのは残念】
デザイン【ビジネスでは工夫が必要か】
Amazfit T-REX 3のコンセプトは「アドベンチャーウォッチ」のため、サイドに山脈をデザインしてあったり、アウトドアなイメージが強い。バンドを交換してビジネスよりにしないとカジュアルになり過ぎる心配はある。
スピーカー【非搭載】
ほぼ完璧に近い性能や機能を誇るAmazfit T-REX 3だが、スピーカーは非搭載となる。おそらく防水とかMIL規格の兼ね合いだろう。その影響でボイスメモやZepp Flowの音声を聴く場合はBluetoothイヤホンの接続が必要となる。
ウォッチフェイス【有料が増えたのは残念】
以前まではAmazfitのスマートウォッチに関して、ウォッチフェイスは無料のものしかなかったはずが、最近では少しずつ有料のもの(300円~400円)が増えてきた。
ただし、ウォッチフェイスの種類の多さやクオリティを維持してくれるなら、適度な量は有料のものもあった方が良いのかもしれない。
Amazfit T-REX 3のメリット
メリット
- デザイン【タフネスな見た目は継承】
- ディスプレイ【ピーク輝度2000nit】
- バッテリー【日常使いで27日間】
- 音楽【アップロード可能】
- GPS【精度は高く山登りにも】
- 防水【最強クラスの10ATM&MIL規格】
- ワークアウト【170種類以上】
- ヘルスケア【レディネススコア対応】
- AI機能【Zepp Flow搭載】
ディスプレイ【ピーク輝度2000nit】
Amazfit T-REX 3の最大の特徴はディスプレイにある。前作から2倍のピーク輝度は日中・屋外であっても抜群の視認性を誇る。最高。
バッテリー【日常使いで27日間】
タフネスをアピールしてバッテリーが2~3日しか持たなかったら絶対買わない。しかし、Amazfit T-REX 3は普通に使って27日間も持つ。バッテリーはガジェットの命。
防水【最強クラスの10ATM&MIL規格】
Amazfit T-REX 3はよくある防水5ATMとは違い10ATM(水深100mの圧力まで耐える)であり、さらに45mのフリーダイビングにも対応した。これはAmazfit T-Rex Ultraの30mよりも進化した。
Amazfit T-REX 3のまとめ
とにかくカッコイイ。なのに細かいところに手が届く機能性はアウトドアの範囲に収まらない。
どこに持っていこうかを考えると楽しいし、寝るときも海で泳ぐときもバッテリーを気にせず過ごせる。
価格は公式ストアで39,900円、Amazonではセール期間ならさらにお得に購入できる。
【動画で観る】Amazfit T-REX 3 のレビュー
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