この記事では最新のスマートウォッチ「HUAWEI WATCH D2 ウェアラブル血圧計」の外観や性能をレビューしている。
何といっても注目は「正確な血圧が測れるスマートウォッチ」で管理医療機器でもある。ついにヘルスケアの精度が管理医療機器レベルまで時代が進んだことになる。
これがスタンダードになってくれれば未来は大きく変わりそうだ。
HUAWEI WATCH D2の特徴【待ち望んだ正確な血圧測定】
特徴
- ディスプレイ【1.82インチ&AMOLED】
- 通知【クイック&直接返信OK】
- バッテリー【通常6日間】
- ヘルスケア【血圧&心電図は認証機器】
- 音楽【ダウンロード可能】
- GPS【気軽にウォーキングへ】
- 防水【5ATM】
- ワークアウト【80種類以上】
- OS【iPhoneでも使える】
HUAWEI WATCH D2 ウェアラブル血圧計は血圧測定が強みで、正確な測定が可能。しかも、基本的なスマートウォッチとしての機能も充実している。そして、iPhoneユーザーでも使用できるため、今後のスマートウォッチ市場で台風の目になる可能性がある。だって、普通に使えて血圧も正確に測れるならその方が良くない?
クラウドファンディングでは1億円超え
僕の義母は30分の運動をウリにしたフィットネスジムに入会していたが、基本は自宅で動画、そして月に1回ジムでヘルスケアデータの測定をするだけで月に5,000円程度払っていた。それを考えると毎日ヘルスケアデータが取れるこの商品にこれだけ人気が集まる理由も分かる。
HUAWEI WATCH D2のスペック
HUAWEI WATCH D2の簡単なスペックは以下参照
項目 | 内容 |
製品名称 | HUAWEI WATCH D2 ウェアラブル血圧計 |
モデル | Bluetooth |
カラー | ブラック ゴールド |
画面サイズ | 1.82インチ有機EL(AMOLED) |
画面解像度 | 480×480 |
ピーク輝度 | 最大輝度1500nit |
通信規格 | Bluetooth 5.2 |
防水/防塵 | IP68 |
MIL規格 | - |
対応OS | iOS/Android |
対応アプリ | HUAWEIヘルス |
バッテリー容量 | - |
本体サイズ | 48×38×13.3mm |
本体重量 | 約40g(ストラップを除く) |
ボディ素材 | アルミニウム合金 |
バンド素材 | ブラック:フルオロエラストマーベルト ホワイト:ホワイトレザーベルト |
バンド長さ | S:130-210 mm M:130-160 mm L:161–210 mm |
バンド幅 | 26.5mm |
充電方式 | ワイヤレス充電 |
HUAWEI WATCH D2は「HUAWEI ヘルス」で通知のオン/オフが設定できる。(HUAWEI ヘルスはAPPストアやPlayストアからはダウンロードできないので注意)
HUAWEI ヘルスのダウンロードはこちら
スクエア型ディスプレイのメリットは通知内容が隅までしっかり確認ができること。
HUAWEI WATCH D2のピーク輝度は1500nitで、日中・屋外でも視認性は全く問題なし。
HUAWEI WATCH D2で利用できる機能
HUAWEI WATCH D2のメニュー一覧
HUAWEI WATCH D2はスマートウォッチとして必要な機能はプリインストールされている。残念ながらPlayストアからアプリを追加することはできない。
HUAWEI WATCH D2のバッテリー【通常6日間】
HUAWEI WATCH D2のバッテリー性能をチェック
HUAWEI WATCH D2のバッテリーは1日6回の血圧測定をしたと仮定して6日間、自動血圧測定にすると最大1日間となる。専用の充電ケーブルはマグネット式。
HUAWEI WATCH D2の外観デザイン
HUAWEI WATCH D2の外観

同梱物:Mサイズエアカフベルト、手首測定用スケール 充電用クレードル付きUSBケーブル、クイックスタートガイド&安全情報&保証書、着用ガイド
ゴールドとブラックの2色展開

右側面:デジタルクラウン(アプリ)、下部ボタン(機能ボタン)

左側面:何もなし
背面のセンサー窓が6つあり一般的なスマートウォッチに比べボディが分厚い。
ベルト素材はブラックがフルオロエラストマー、ゴールドがレザーを使用。そしてバックル式となる。
ベルトの下に血圧測定用のチューブがあり、その影響でベルトは分厚くなっている。
HUAWEI WATCH D2 の本体サイズは高さ48mm、幅が約38mm、厚み約13.3mm、重さは本体のみで約40g、ストラップを含んだ状態だと実寸83gとなっている。
HUAWEI WATCH D2の血圧測定方法
HUAWEI WATCH D2 ウェアラブル血圧計で実際に測定をしてみる。
血圧測定前に手首周りを計測
同梱されていた手首計測用のスケールを準備する。
手首の付け根から指2本分をズラした場所で計測する。

サイズがMなら同梱物にあるベルトと交換
スケールを締めると手首の外周が計測できる。(画像なら15cm=Lサイズのバンド)
血圧測定は2ステップでいつでも測定できる
HUAWEI WATCH D2で血圧を測定する時は椅子に座った状態でリラックスした姿勢をキープする。
本体右下にあるボタンを2回押せば測定が開始する。
計測したデータはアプリで詳しく確認できる。そして自分の血圧が高くて怯える。
測定時にはしっかり内側のベルトが膨れて腕にある血管を圧迫する。
HUAWEI WATCH D2の運動【80種類以上】
HUAWEI WATCH D2は80種類以上のワークアウトメニューが搭載されていて、HUAWEIヘルスと同期することによりデータが蓄積される。
GPSと防水機能がしっかりサポート
HUAWEI WATCH D2は内蔵GPSのため、ウォッチだけで出かけても高精度なルート記録が可能だ。
HUAWEIヘルスではかなり細かいデータが記録され、ワークアウトの心強いサポートをしてくれる。
さらに防水/防塵はIP68に対応しているためプールで泳ぐことも可能。
HUAWEI WATCH D2のヘルスケア
HUAWEI WATCH D2は血圧意外にも睡眠、呼吸の質、心拍数、血中酸素、ストレスレベルがチェックできる。
ボディメイカーで食生活の見直しをする
HUAWEI WATCH D2に搭載されている「ボディメイカー」は目標の体重を目指すサポートツールだ。
体重や食事のデータをウォッチ側で入力していけば消費カロリー、足りないカロリー消費に関してはどれくらいの運動が必要かなどアドバイスをくれる。
毎日の体重管理に使用している「HUAWEI Scale 3 Pro」で取得したデータもアプリで一元管理できる。
HUAWEI WATCH D2の文字盤【100種類以上】
HUAWEI WATCH D2のウォッチフェイスは100種類以上ありデザイン性も高い。
若干シンプルなものが多い気はするが、デジタル・アナログのどちらも違和感がなくまとまっている。
HUAWEI WATCH D2のデメリット
デメリット
- 装着感【指2本分のズレ】
- Suica【あれば完璧だった】
装着感【指2本分のズレ】
血圧測定用に指2本分ズラした位置で手首外径を計測した。
個人差はあると思うが通常の位置して使うと少し締まりが悪い。
Suica【あれば完璧だった】
今後も搭載されるとは思ってない。(アメリカの制裁が解除されない限り)でも、あればApple Watchはもはや敵ですらない。
HUAWEI WATCH D2のメリット
メリット
- ディスプレイ【1.82インチ&AMOLED】
- 通知【クイック&直接返信OK】
- ヘルスケア【血圧&心電図は認証機器】
- 音楽【ダウンロード可能】
- GPS【気軽にウォーキングへ】
- 防水【IP68】
- OS【iPhoneでも使える】
ヘルスケア【血圧&心電図は認証機器】
他社のスマートウォッチでも血圧測定ができるものもある。しかし、それはただのオマケだ。HUAWEI WATCH D2 ウェアラブル血圧計は「管理医療機器認証」を取得している。しかも、血圧測定と心電図のどちらも取得している。
音楽【ダウンロード可能】
未だ当たり前ではない音楽データの取り込み。HUAWEI WATCH D2はスマホ側から音楽データを転送できる。
OS【iPhoneでも使える】
HUAWEI WATCH D2の性能や機能はiPhoneユーザーでも使える。それはApple Watchにそこまでの機能がないとあきらめる必要がなくなるということ。
HUAWEI WATCH D2のまとめ
ついにスマートウォッチの機能が管理医療機器承認まできた。
個人的にHUAWEI WATCH D2 ウェアラブル血圧計がヘルスケアの基準を押し上げてくれると期待している。
購入先は公式ストア、Amazonや楽天市場など幅広く取り扱いがある。自分が良く使うECサイトでお得に買える日を狙ってみよう。
【動画で観る】HUAWEI WATCH D2 のレビュー
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