この記事では中華版Apple Watch Ultraのクローンとして有名なHK8PRO MAXをレビューしていく。
HK8PRO MAXは外観のクオリティは高く、スペックも有機ELディスプレイを採用し発色が良く、Apple Watch用のバンドを購入することで気軽に着せ替えができるのも魅力だ。
HK8PRO MAXのスペックは、2.12インチの有機ELディスプレイ、IP68の防水防塵に対応、バッテリーは320mAhを搭載。
また、価格がAliExpressでは約4,000円台で購入できるスマートウォッチとなっており、あくまでもApple Watch Ultraのクローンとしてのジョークグッズだがそれを踏まえても完成度が高い。
HK8PRO MAXの総合評価は下記のとおり
満足度 | ★★★★☆ |
デザイン | ★★★★☆ |
付け心地 | ★★★☆☆ |
基本動作(快適さ) | ★★★★☆ |
GPS性能※非搭載 | ☆☆☆☆☆ |
画面表示&綺麗さ | ★★★★☆ |
バッテリー | ★★★★☆ |
防水性能 | ★★★★☆ |
この記事では、HK8PRO MAXの実機を使って、外観、スペック、バッテリー、GPS性能、防水性能、メリット・デメリットなど、触って感じた評価とデータをもとに分かりやすくレビューしている。
HK8PRO MAXの外観をチェック
HK8PRO MAXの外観をチェック
外箱は白を基調とした長方形で本家とは全く異なる。
同梱物は説明書、充電用ケーブルとなっている。
HK8PRO MAXのカラー展開は本体はシルバーのみ。バンドカラーはオレンジ・グレー・グリーン・ブラック・イエローの5色だ。
背面はプラスチックだが高級感を感じる。
バンドはシリコンバンド。すぐに劣化しそうな質感ではある。
HK8PRO MAXの本体サイズは高さ49mm、幅が約44mm、厚み約13mm、重さは約70g(ストラップ含む)。
HK8PRO MAXのスペックをレビュー
HK8PRO MAXのスペック表を掲載。
HK8PRO MAXのスペック表
HK8PRO MAXのスペックは以下参照
HK8PRO MAXはWearfit Proアプリ側で「アプリの通知をON」にすることで、日常よく使うアプリの通知に対応できる。
ディスプレイサイズが大きいので見やすい。
通知をONにするには「装置」タブにある通知をタップし、その中にある通知を許可したいアプリをONにするだけだ。
HK8PRO MAXで利用できる機能
HK8PRO MAXのメニュー一覧
ヘルスケアやワークアウト、簡単なゲームも搭載されている。
HK8PRO MAXの防水性能をチェック
HK8PRO MAXの防水性能は「IP68」となっている。動画ではHK8PRO MAXとDT8 Ultraをお風呂に1時間浸けて水没実験をした。その結果、日常の水仕事では問題なく使える。
HK8PRO MAXの運動をチェック
HK8PRO MAXはPAI、ウォーキングやサイクリングなど運動に関わるデータ計測・管理機能が充実している。
HK8PRO MAXのウォーキングをチェック
HK8PRO MAXの「スポーツ」に関する機能はかなり限定的だ。というのもウォッチにGPSが搭載されていないため、ウォッチ側で「スポーツ」を開始しても画像左の通りウォッチ無いで完結するデータしか取れない。
もしくはスマホ側で「スポーツ」を開始すればスマホのGPSを使って移動ルートまで保存できる。だがそれではウォッチの意味が薄れる。
ウォッチ側のデータはスマホと同期できるので、スマホ側で管理することも可能だ。
HK8PRO MAXの健康管理をチェック
HK8PRO MAXは睡眠、心拍数、血圧、血糖、プレッシャー、血中酸素、息、呼吸数などがチェックできる。
HK8PRO MAXのヘルスケア全体をチェック
HK8PRO MAXのヘルスケアはウォッチを付けている状態で計測し、アプリ側に同期することで定期的に記録や管理ができる。若干、日本語への翻訳がおかしいが、機能としては十分にある。
HK8PRO MAXのバッテリー持ちをチェック
HK8PRO MAXのバッテリー性能をチェック
標準仕様 | 3~5日 |
スタンバイ | 7日 |
販売ページでは上記のように記載されているが、実際に使った感覚でいくと余裕で1週間は持つ。ただ、それには多少理由があって、スマホとのBluetoothが若干弱い感じするので、基本はスマホと繋がっていないからではないかと推測する。
充電は決して速くない。満充電までは3時間以上かかる。
HK8PRO MAXの文字盤をチェック
HK8PRO MAXのウォッチフェイスは200種類近くある。
掲載した文字盤は一部。
2023/6/14追記 【悲報】ウォッチフェイスがAndroidですべて有料になった!?
YouTubeのコメントで情報が寄せられた。しかも、真偽は不明だが「有料版に月額課金したら引落しだけあって、ウォッチフェイスは使えるようにならない」という情報もある。iOSでは有料と無料が混在している。Androidだけなのだろうか。
絶対に課金はしないように。
HK8PRO MAXのメリット
HK8PRO MAXを実際に使ってみて分かったメリット
メリット
⭕ 見事なクローンで周囲にバレない!
⭕ 2.12インチAMOLEDディスプレイが綺麗!
⭕ バッテリー持ちも1週間は持つので優秀!
⭕ 防水防塵「IP68」はウソじゃない!
⭕ ウォッチフェイスが200種類近くある!
⭕ タッチパネルのレスポンスがGOOD!
⭕ Apple Watch用のバンドが装着可能!
見事なクローンで周囲にバレない!
HK8PRO MAXはApple Watch Ultraのクローンだが、その見事なまで本家にそっくりなので周囲は気づかないはずだ。しかも、見た目だけではなくしっかりスマートウォッチとしても使っていける性能・機能があるのも魅力だ。
防水防塵「IP68」はウソじゃない!
正直、HK8PRO MAXの防水性能はウソだと思っていたが、実際に水没実験をクリアしたので本当にIP68規格なのかと思えてきた。ただ、やはりスイミングなどで使うのは無理だと思う。
Apple Watch用のバンドが装着可能!
HK8PRO MAXはApple Watch用のバンドと互角性があるため、着せ替えの幅が無限にある。
革製のバンドに着せ替え、ウォッチフェイスをシックなものに変更すればビジネスにも使えるスマートウォッチになる。
HK8PRO MAXのデメリット
デメリット
❌ Suicaには対応していない
❌ GPSを搭載していない
❌ 常に装着し続けるには重い・大きい
❌ アプリがイマイチ
❌ Bluetoothの接続が弱い
Suicaには対応していない
HK8PRO MAXはデザインや機能も価格以上なのだが、残念ながらSuicaは使えない。今後も使えることはないだろう。
GPSが非搭載
HK8PRO MAXにはGPS機能がないため、ウォーキングかジョギングなどで移動したルートを記録することができない。トレーニングをする人にとっては少し値段が高くなっても欲しい機能なはずだ。
Bluetoothの接続が弱い
HK8PRO MAXは頻繁にスマホとの接続が途切れる。Bluetooth5.2を搭載していれば安定性は割と高いはずだが、とりあえずGPSを搭載していないので、常時スマホと接続していないといけない場面はない。
もしかするとGPSを搭載できなかった理由にBluetoothの不安定さが関係しているかもしれない。
HK8PRO MAXの口コミ・評判をチェック
HK8PRO MAXのクチコミ(男性)
早速あけてみましたが質感はDT8より少しマシ程度ですが、画面の表示はやはり数段きれいでコンパスも正確に方位を示します。44ドルという安価の中国製ですが価格以上の価値あるsmartwatchだと思います。
HK8PRO MAXの評価まとめ
HK8PRO MAXは外観コピーのクオリティ、性能、ユニークさ、そして価格のすべてで想像を超えてくれた。こんなに楽しいジョークグッズは中々ない。
HK8PRO MAXの総合評価は下記のとおり
満足度 | ★★★★☆ |
デザイン | ★★★★☆ |
付け心地 | ★★★☆☆ |
基本動作(快適さ) | ★★★★☆ |
GPS性能※非搭載 | ☆☆☆☆☆ |
画面表示&綺麗さ | ★★★★☆ |
バッテリー | ★★★★☆ |
防水性能 | ★★★★☆ |
HK8PRO MAXは防水防塵の性能もIP68なので日常使いをしても満足できる。
本家は高くて手が出ないし、その価格に見合った使い方ができない人がほとんどだろう。
とはいえ、HK8PRO MAXは技適は通過していないため、国内で使う場合は90日以内に留めるなど、詳しくは自身で調べた上で購入してほしい。
筆者の「技適」に関する見解
参考:技適マークのない機器で無線を使っていたので自首してきた。
基本的に自宅内での使用に留め、救急とか消防とかの無線を妨害することがないように努めます。
【動画で観る】HK8PRO MAX のレビュー
HK8PRO MAXの価格とお得に買う方法
HK8PRO MAXの販売価格は以下のとおり
価格 | キャンペーン&割引情報 | |
AliExpress | 4,000円~7,000円(税込) |
HK8PRO MAXの本体価格は、各販売店で違うので自分に合ったお得なお店で購入してみよう。また、AliExpressは中国のサイト、中国の出品者が販売しているため、トラブルが発生しても日本国内のようにサポートを受けられる可能性は低い。利用する場合は慎重に決めてほしい。
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