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【GARMIN Instinct 3 レビュー】シリーズ初のAMOLEDモデルを徹底解説

【GARMIN Instinct 3 レビュー】シリーズ初のAMOLEDモデルを徹底解説

この記事では最新のスマートウォッチ「GARMIN Instinct 3」の外観や性能をレビューしている。

GARMIN Instinct 3は2025年1月に発売し、タフネスGPSウォッチとしてのイメージから普段使いもできる新たなモデルを追加してリニューアルしている。

アウトドア初心者にもぜひ身につけてもらいたいスマートウォッチだ。

ジョージ
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GARMIN Instinct 3の特徴【シリーズ初のAMOLEDモデル】

GARMIN Instinct 3の特徴【シリーズ初のAMOLEDモデル】

特徴

  • デザイン【ボルト留めで高級感UP】
  • 画面【シリーズ初のAMOLEDモデル登場】
  • バッテリー【最長40日間+無制限】
  • GPS【マルチGNSS&SatIQ】
  • 防水【10ATM&MIL規格準拠】
  • ワークアウト【80種類以上】
  • ヘルスケア【睡眠や食事の質をチェック】
  • 決済機能【Suica使用可能】
  • その他【指向性LEDフラッシュライト】

何といってもAMOLEDモデルが追加されたことが一番のニュースだ。特定の状況化でバッテリー持ちも考えたら白黒ディスプレイの良さは分かる。でも、それじゃあ普段使いには向いてない。そんなユーザーの想いを見事に叶えてくれた。もちろんSuicaも使える。

GARMIN Instinct 3のスペック

GARMIN Instinct 3のスペック

GARMIN Instinct 3の簡単なスペックは以下参照

項目 内容
製品名称 GARMIN Instinct 3 AMOLED GARMIN Instinct 3 Dual Power GARMIN Instinct E
モデル Bluetooth Bluetooth Bluetooth
カラー Black
Neotropic
Black
Twilight
Black
Lime
画面
サイズ
直径1.2インチ (30 mm)
直径1.3インチ (33 mm)
0.9 x 0.9インチ (23 x 23 mm)
1.1 x 1.1インチ (27 x 27 mm)
22 x 22 mm (0.86 x 0.86インチ)
23 x 23 mm (0.9 x 0.9インチ)
解像度/PPI 390×390
416×416
176×176 166 x 166 ピクセル
176×176
通信規格 - - -
防水/防塵 10ATM 10ATM 10ATM
MIL規格 MIL-STD-810H MIL-STD-810H MIL-STD-810H
対応OS iOS/Android iOS/Android iOS/Android
対応アプリ GARMIN Connct GARMIN Connct GARMIN Connct
バッテリー容量 - - -
本体サイズ 45 x 45 x 14.9 mm
50 x 50 x 14.4 mm
45 x 45 x 14.9 mm
50 x 50 x 14.4 mm
40 x 40 x 13.6 mm
45 x 45 x 14.2 mm
本体重量 53/59 g 53/58 g 53/48 g
ボディ素材 繊維強化ポリマー/アルミ 繊維強化ポリマー/アルミ 繊維強化ポリマー
バンド素材 シリコン シリコン シリコン
バンド長さ 137-204 mm
141-213 mm
137-204 mm
141-213 mm
107-179 mm
132-213 mm
バンド幅 22/26mm 22/26mm 20/22mm
充電方式 有線充電 有線充電 有線充電

GARMIN Instinct 3は「GARMIN Connect」で通知のオン/オフが設定できる。

AMOLEDモデルは今までのInstinctシリーズでは味わえない解像度で通知やヘルスケアが確認できる。

それでもピーク輝度は低めで、日中の天気が良い日は少し視認性が落ちる。

GARMIN Instinct 3で利用できる機能

GARMIN Instinct 3で利用できる機能

GARMIN Instinct 3のメニュー一覧


GARMINのUIデザインは独特なため、慣れるまでに時間はかかる。ちなみにInstinctシリーズは雨などによる画面の誤作動防止のため、タッチパネルには非対応ですべてボタンによる操作だ。

タフネスウォッチに欠かせない「MIL-STD-810」

タフネスウォッチに欠かせない「MIL-STD-810」

最近のタフネスウォッチはMIL規格をクリアしているものが多い。それくらい耐久性とか耐衝撃性があると便利なことが多いのだ。そのまま海へ潜ったり、スキーやスノーボードを楽しんだり、せっかくのロングバッテリーを余すことなく楽しむための付加価値だ。

GARMIN Instinct 3のバッテリー【最長40日間+無制限】

GARMIN Instinct 3のバッテリー【最長40日間+無制限】

GARMIN Instinct 3のバッテリー性能をチェック

GARMIN Instinct 3のバッテリーはソーラーパネル搭載のDual Power 50mmであれば最長40日+無制限(一定の条件下)で稼働する。

Garmin独自の充電ケーブルによる有線充電となる。このケーブルでデータ転送も可能になるが、最近はマグネット式の充電を採用するメーカーが多く、それに慣れているため不便と感じる。

GARMIN Instinct 3の外観デザイン

GARMIN Instinct 3の外観

同梱物:USB-C チャージングケーブル、製品保証書

同梱物:USB-C チャージングケーブル、製品保証書

基本は各ケースサイズともブラックの1色のみ。

日本モデル数量限定のトロピカルカラーコレクションがある。

右側:ボタン(上)アクティビティ/決定、ボタン(下)戻る

右側:ボタン(上)アクティビティ/決定、ボタン(下)戻る

左側:ボタン(上)消灯、ボタン(中・下)メニュー/UP/DOWN

左側:ボタン(上)消灯、ボタン(中・下)メニュー/UP/DOWN

背面はシンプルで耐久性を感じられる。

バンド素材はシリコン製で、丈夫でありながらも柔らかくて腕にフィットする。

GARMIN Instinct 3 AMOLED 50mmの本体サイズは高さ50mm、幅が約50mm、厚み約14.4mm、重さは約59.5g(バンド含む実寸)となっている。

今作のInstinct 3 Dual Powerからバックパネルが白から黒に変更され、バックライトも明るくなった。比べてみてもコントラスト比がはっきりし、ピクセル数は同じだが視認性が高くなった。

GARMIN Instinct 3とInstinct Eの違い

GARMIN Instinct 3とInstinct Eの違い

エントリーモデルのInstinct Eは大きいところで言うと「GARMIN Pay」やSuicaが使えない。そしてGPSの機能も限定的なため、普段使いがメインの方であれば特に問題はなさそうだ。

GARMIN Instinct 3の運動【80種類以上】

GARMIN Instinct 3の運動【80種類以上】

GARMIN Instinct 3は80種類以上のワークアウトメニューが搭載されていて、GARMIN Connectと同期することによりデータが蓄積される。

4システム測位&マルチGNSS対応

4システム測位&マルチGNSS対応

GARMIN Instinct 3のGPSはGPS、GLONASS、Galileo、みちびき(補完信号)の4つのシステム測位に対応している。

さらにマルチGNSSに対応し、L1とL5信号帯を受信することで高い位置情報を取得可能。

SatIQ(サットアイキュー)でバッテリー効率UP

SatIQ(サットアイキュー)でバッテリー効率UP

SatIQ(衛星自動選択モード)技術は、環境に応じて最適なGPSモードを、自動的に選択するGPS技術。位置精度を落とさずに、バッテリー寿命を最大にすることが可能。(Instinct 3のみ対応)

GARMIN Instinct 3のLEDフラッシュライト

GARMIN Instinct 3のLEDフラッシュライト

GARMIN Instinct 3は今作から指向性のフラッシュライトを搭載。

手元を照らせて4段階+赤ライト搭載

手元を照らせて4段階+赤ライト搭載

よくあるスマートウォッチのライトは画面が明るくなるだけだが、Instinct 3は先を照らせる指向性ライトだ。

明るさは白色が4段階に調節可能で便利だ。

赤ライトも1段階用意されているため緊急時などにも使える。

GARMIN Instinct 3の文字盤【カスタム要素あり】

GARMIN Instinct 3の文字盤【カスタム要素あり】

GARMIN Instinct 3のウォッチフェイスは標準で使えるものが数種類しかなくかなり少ない。

ただしカスタムの自由度は高く、文字盤のデザインや色、表示するデータなどを選べる。

前作までは白黒だったディスプレイがAMOLEDモデルになると一気に実用性が増える。

表示させるデータのカスタムも好みに合わせて自由に選べる。(Connctアプリ側でも設定可能)

アナログウォッチ風デザインは時計本来の美しさを魅せるのに最適だ。

AMOLEDモデル追加により、ポップでもビジネスでもアウトドアでも、どんなシチュエーションにも合わせられるなった。

GARMIN Instinct 3のデメリット

GARMIN Instinct 3のデメリット

デメリット

  • デザイン【サイズよりカラバリが本来のニーズ】
  • 画面【AMOLEDとしては控えめ】
  • 操作性【本当にタッチパネルは不要か?】

デザイン【サイズよりカラバリが本来のニーズ】

モデルが増えたことは嬉しい要素だが、バッテリー持ちのことを考えると人気はそのモデルの最も大きいサイズになる。

だから、サイズのバリエーションは1つでカラーバリエーションが個人的には嬉しい。数量限定モデルは各カラー50~100本限定となっており、多いのか少ないのか分からない。

画面【AMOLEDとしては控えめ】

今作から追加されたAMOLEDモデルは確かにDual Powerと比べると視認性も高く魅力的に感じる。しかし、一般的なAMOLED搭載のスマートウォッチと比べると、ピーク輝度や解像度など若干見劣りする。

操作性【本当にタッチパネルは不要か?】

今回Instinctシリーズを初めて触ったが、一番驚いたのがタッチパネル非搭載ということ。水滴などで誤作動をする場合があるので、非搭載にすればそこはクリアできる。しかし、腕に装着した状態でボタンを操作するのは意外に不便だと実感した。

GARMIN Instinct 3のメリット

GARMIN Instinct 3のメリット

メリット

  • デザイン【ボルト留めで高級感UP】
  • 画面【シリーズ初のAMOLEDモデル登場】
  • バッテリー【最長40日間+無制限】
  • GPS【マルチGNSS&SatIQ】
  • 防水【10ATM&MIL規格準拠】
  • 決済機能【Suica使用可能】

デザイン【ボルト留めで高級感UP】

今作からタフネス性能をUPさせるためにボルト留め構造、メタル強化ベゼルが採用された。これにより耐久性だけでなく、GARMINのフラッグシップモデルfenixシリーズのような高級感も増してより洗練された。

バッテリー【最長40日間+無制限】

ソーラーパネルのバッテリー性能は無制限(一定の条件下のみ)とこれ以上ない性能だ。AMOLEDだってソーラーは非搭載だがバッテリーだけ約24日(50mmモデル)も稼働する。これはGARMIN製品の最大の強みと言える。

決済機能【Suica使用可能】

GARMINのInstinctシリーズはfenixシリーズの弟分的存在で、何でもこいのfenixとアウトドア向けのInstinctという違いはあるが、GARMIN PayやSuica機能はちゃんと搭載している。

GARMIN Instinct 3のまとめ

GARMIN Instinct 3のまとめ

どんな使い方をしたいのか、それに応えてくれるのがInstinctシリーズ。

GARMINは見た目や耐久性だけでなく、GPSやヘルスケアなどの位置&データ精度に定評がある。

購入する場合は保証(購入日から1年間)が受けられる公式サイトか、Amazonでは販売元がGARMIN認定店かどうかを確認した上で購入しよう。

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