この記事では最新のスマートウォッチ「HUAWEI WATCH FIT 4」の外観や性能をレビューしている。
HUAWEI WATCH FIT 4は2025年6月3日に発売された、気圧計を搭載し高精度GPS機能を実現した薄型軽量の大画面スマートウォッチだ。
前モデルと比較してGPS精度を約20％以上向上し、登山やランニングなど本格的なアウトドアスポーツにも対応している。
HUAWEI WATCH FIT 4 の特徴【気圧計搭載で高精度GPS実現】
特徴
- ディスプレイ【1.82インチの大画面有機ELパネル】
- デザイン【アルミニウム合金で高級感＆4色展開】
- 装着感【わずか27gの超軽量ボディ】
- GPS【気圧計搭載で高精度測位を実現】
- バッテリー【最大10日間の長持ち】
- ヘルスケア【24時間健康モニタリング】
- NFC【グレーモデルのみ対応】
- Suica【非対応】
HUAWEI WATCH FIT 4の最大の進化ポイントは気圧計の搭載により実現した高精度GPS機能だ。従来モデルより20％以上GPS精度が向上し、登山やランニングなどでより正確な位置情報を取得できるようになった。
HUAWEI WATCH FIT 4 のスペック
HUAWEI WATCH FIT 4の簡単なスペックは以下参照
| 製品名 | HUAWEI WATCH FIT 4 |
| モデル | Bluetooth |
| カラー | ブラック ホワイト パープル グレー |
| 画面サイズ | 約1.82 インチ AMOLED（有機EL） |
| 解像度/PPI | 480×408 |
| ピーク輝度 | 2000nit |
| 通信規格 | Bluetooth 5.2 （BR+BLE） |
| 防水/防塵 | 5 ATM |
| 対応OS | Android 8.0以降 iOS 13.0以降 |
| 対応アプリ | Huawei Health |
| 衛星通信 | GPS + GLONASS + GALILEO + BDS + QZSS |
| NFC | グレーのみ対応 |
| バッテリー容量 | |
| マイク | 〇 |
| スピーカー | 〇 |
| 本体サイズ | 38×43×9.5mm |
| 本体重量 | 約27g（ベルトを含まず） |
| ボディ素材 | アルミニウム合金 |
| バンド素材 | グレー：ナイロンベルト その他：フルオロエラストマー |
| バンド長さ | パープル：120-190 mm その他：130-210 mm |
| バンド幅 | 20mm（実寸） |
| 充電方式 | ワイヤレス充電 |
HUAWEI WATCH FIT 4はアプリ「HUAWEI Health」で通知のオン/オフが設定できる。（HUAWEI HealthはAPPストアやPlayストアからはダウンロードできないので注意）
HUAWEI Healthのダウンロードはこちら
縦長のディスプレイでも1.82インチの大画面＆解像度も高く表示が見やすい。
通知をONにするには「通知」をタップし、その中にある通知を許可したいアプリをONにするだけだ。
ピーク輝度は2000nitだから屋外でも画面が見やすい。
HUAWEI WATCH FIT 4で利用できる機能
HUAWEI WATCH FIT 4のメニュー一覧
機能数が多くスマートウォッチに搭載されている一般的な機能は網羅されている。
HUAWEI WATCH FIT 4 のバッテリー【最大10日間】
HUAWEI WATCH FIT 4のバッテリー性能をチェック
| 通常使用 | 約10日間 |
| ヘビーユース | 約7日間 |
| AODオン | 約4日間 |
HUAWEI WATCH FIT 4のバッテリーは約10日間の使用が可能だ。
充電は専用のケーブルでのみ行える。約60分間の充電でフル充電が可能。
HUAWEI WATCH FIT 4 の外観デザイン
HUAWEI WATCH FIT 4の外観
同梱物：充電クレードル付きUSBケーブル / スマートウォッチ設定ガイド＆保証とアフターサービスのご案内
HUAWEI WATCH FIT 4のカラー展開はブラック・ホワイト・パープル・グレーの4色となっている。
左側面：何もなし
右側面：デジタルクラウン（アプリ）、ボタン（ワークアウト）
背面デザインはシンプルだが鏡面加工が施されている。（指紋や汚れが目立つ）
ベルト素材はフルオロエラストマー（フッ素ゴム）でスベスベしていて汗をかいてもベタつきにくい。（グレーはナイロンベルト）
HUAWEI WATCH FIT 4の本体サイズは高さ43.0mm、幅が約38.0mm、厚み約9.5mm、重さは約49g（ストラップ含む）。
HUAWEI WATCH FIT 4 と WATCH FIT 3 の比較
シリーズ比較をしてみても、ボディ素材強化による耐久性UPと睡眠モニタリングで拾えるデータの種類が増えた。
HUAWEI WATCH FIT 4 の運動【100種類以上】
HUAWEI WATCH FIT 4はウォーキングやサイクリングなど運動に関わるデータ計測・管理機能が充実している。
前作よりもGPS性能が20％向上
前作のWATCH FIT 3はシングルバンドGPSで、今作はデュアルバンドGPS搭載により測位精度が大幅に向上した。
さらにヒマワリ型アンテナの採用により、海の上でも正確にGPSトラッキングが可能に。
Huaweiヘルスはかなり細かなデータを取得でき、自分のパフォーマンスを分析するには十分な性能である。
高度気圧計が新搭載
HUAWEI WATCH FIT 4には高度気圧計も搭載されており、高度や気圧をリアルタイムで測定できる。これは登山時の天候判断や高度管理に非常に役立ち、さらに平均ペースや心拍数も計測してくれる。
オフラインマップの表示にも対応
HUAWEI WATCH FIT 4では屋外のランニングやウォーキング時に、ウォッチ側でカラーマップを見ながらルートを確認ができる。
事前に地図データをダウンロードしておけばオフラインでも同じことが可能だ。電波の届かない山奥や海上でもナビゲーション機能が使用できる。
HUAWEI WATCH FIT 4 のヘルスケア
HUAWEI WATCH FIT 4は24時間モニタリングとして、睡眠・心拍数・ストレス・血中酸素レベルなどが測定できる。
HUAWEI WATCH FIT 4 のモニタリング機能をチェック
HUAWEI WATCH FIT 4の睡眠モニタリングは心拍変動を含めて10項目のデータが取得できる。
各ヘルスケアデータも自動・手動でいつでも気軽に計測できる。精度に関して言えば、HUAWEIは独自にヘルスケアを専門とした魏技術開発センターで日々研究を重ねている。
新機能：動物の表情で情緒を表現
面白い機能として、自分の情緒を動物の表情で表現する機能がある。ストレス状態や感情の変化を視覚的化くれるから、動物が怒ってたら一旦深呼吸しよう。
HUAWEI WATCH FIT 4 の文字盤【200種類以上】
HUAWEI WATCH FIT 4のウォッチフェイスは有料含めて200種類以上ある。（かなり有料が多め）
掲載した文字盤は一部。
HUAWEI WATCH FIT 4 のデメリット
デメリット
- ECG（心電図）【非対応】
- Suica【非対応】
ECG（心電図）【非対応】
心電図までヘルスデータを重視する方にはHUAWEI WATCH FIT 4 Proをおすすめする。
Suica【非対応】
HUAWEI WATCH FIT 4はモバイルSuicaに非対応だ。なお、グレーモデルのみNFC機能に対応しているため、VISAタッチ決済は可能。
HUAWEI WATCH FIT 4 のメリット
メリット
- 大画面【1.82インチの高輝度有機EL】
- 軽量設計【わずか27gの超軽量】
- 高精度GPS【気圧計搭載で20％以上精度向上】
- 長時間バッテリー【最大10日間】
- 高級感【アルミニウム合金ボディ】
大画面【1.82インチの高輝度有機EL】
1.82インチの大画面で最大輝度2,000 nitを実現。屋外でも見やすく、情報の視認性が大幅に向上している。
軽量設計【わずか27gの超軽量】
27g（ベルト含まず）の超軽量設計により、長時間装着していても疲れにくい。睡眠時の装着ストレスも最小限に抑えられる。
高精度GPS【気圧計搭載で20％以上精度向上】
最大の特徴である気圧センサーの搭載により、従来比20％以上のGPS精度向上を実現。登山やトレイルランニングなどでより正確な軌跡記録が可能だ。
HUAWEI WATCH FIT 4 のまとめ
HUAWEI WATCH FIT 4は、小型でシンプルなデザインだからビジネスでも使える。また高精度GPSや高度気圧計などによってアウトドアでも活躍するオールラウンドウォッチだ。
Pro版と比較すると心電図機能に差があるけど、その分価格を抑えつつ性能とのバランス重視。
こんな人におすすめ：
- 登山やランニングで正確なGPS記録が欲しい
- 軽量で長時間装着できるスマートウォッチを探している
- 大画面で情報を見やすくしたい
- コストパフォーマンスを重視したい
メリット・デメリットを把握した上で、自分のライフスタイルに合ったスマートウォッチを選ぼう。
【動画で観る】HUAWEI WATCH FIT 4 のレビュー
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