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Xiaomi 12T Pro 製品レビュー | 分かりやすくメリット・デメリットを解説!

2023年4月4日

Xiaomi 12T Pro 製品レビュー | 分かりやすくメリット・デメリットを解説!

Xiaomiから12T Proが発売された。

発売日は2022年12月16日でXiaomiの最新ハイエンドモデルとなる。発売当初は価格が前作11T Proより高すぎると批評があったが、現在は10万円を割る価格でAnTuTuスコア100万点越えの12T Proが手に入る。個人的なXiaomi 12T Proの評価

Xiaomi 12T Proのスペックは、メモリは8GB、内部ストレージは128GB/256GB(Softbank版のみ)、CPUがQualcomm®Snapdragon 8+ Gen 1を搭載。

また、6.7インチのディスプレイ、5000mAhのバッテリーと120Wの「神ジューデン」、そして2億画素のカメラを搭載した最強スマートフォンだ。

ジョージ
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Xiaomi 12T Proの総合評価は下記のとおり

満足度 ★★★★☆
デザイン ★★★☆☆
携帯性 ★★★☆☆
基本動作(快適さ) ★★★★★
ゲーム性能 ★★★★★
画面表示&綺麗さ ★★★★★
バッテリー ★★★★☆
スピーカー ★★★★☆
カメラ ★★★★☆

この記事では、Xiaomi 12T Proの実機を使って、外観、スペック、指紋・顔認証、バッテリー、スピーカー、ゲームやアプリ、メリット・デメリットなど、触って感じた評価とデータをもとに分かりやすくレビューしている。

Xiaomi 12T Proの外観をチェック

Xiaomi 12T Pro外観をチェック

Xiaomi 12T Proのパッケージ

外箱は白を基調とした頑丈な箱。

Xiaomi 12T Proの付属品

同梱物はクイックスタートガイドとSIMピン、120W充電アダプタ、USB Type-Cケーブル、クリアケース。

Xiaomi 12T Proの前面デザイン

保護フィルムは付属していないので、【4枚セット】For Xiaomi 12T Pro ガラスフィルムを購入した。

ディスプレイサイズは6.7インチでかなり大きく縦に長いと感じる。輝度も明るく、色鮮やかな有機ELディスプレイが魅力だ。

Xiaomi 12T Proのディスプレイにはノッチはない。

ベゼル幅も均等でかつ薄い。

Xiaomi 12T Proの背面デザイン

背面デザインはシンプルでありながら、柔らかく落ち着きのあるブルー色が高級感を醸し出している。

Xiaomi 12T Proのカラーラインナップ

Xiaomi 12T Proのカラー展開はブルー、ブラックの2色だ。

コーティングはツルツルしているが指紋はつきにくい。

右側面:ボリュームキー、電源ボタン

右側面:ボリュームキー、電源ボタン

左側面:何もなし

左側面:何もなし

底面:マイク、スピーカー、Type-Cポート、SIMスロット

底面:マイク、スピーカー、Type-Cポート、SIMスロット

上面:マイク、スピーカー

上面:マイク、スピーカー

Xiaomi 12T Proは物理SIMとeSIMのデュアルSIMに対応。microSDで外部拡張は不可となっている。

Xiaomi 12T Proの本体サイズは高さ163mm、幅が約76mm、厚み約8.8mm、重さは約205g。ディスプレイサイズは比較的大き目だ。

ディスプレイサイズの割に持ちやすく、側面がメタリック調になっているため存在感があって目を引くデザインだ。

片手で操作はさずがに厳しい。

Xiaomi 12T Proのスペック性能をレビュー

Xiaomi 12T Proのスペック性能をレビュー

Xiaomi 12T Proのスペック表やとベンチマーク結果を掲載。

Xiaomi 12T Proのスペック表

Xiaomi 12T Proのスペックは以下参照

2023年4月現在でハイエンドの中でも性能や機能はトップクラスだ。

Xiaomi 12T Proのベンチマークスコア

AnTuTuのベンチマークテストを3回実施し、計測している。

Xiaomi 12T Proのベンチマークスコア

スコアはCPUとメモリを見れば大体予想はできるので、実際の動作を見ることに意味がある。2022年の後半あたりから、ハイエンドといえばスコア100点台を超えるというのが1つのボーダーラインとなっている。

この項目を5段階で評価

  • 超快適
  • 快適
  • 普通
  • もたつく
  • 重い

普段よく使うブラウザやアプリではこんな感じ。

Chrome 超快適
Google Map 超快適
Twitter 超快適
YouTube 超快適

日常でよく使うアプリで不満を感じることはまずないと思う。最高。

Xiaomi 12T Proで利用できる設定・便利機能

Xiaomi 12T Proで利用できる設定・便利機能

XiaomiのUIはシンプルで使いやすい。

シンプルモード
ジェスチャーショートカット
片手操作モード
持ち上げてスリープ解除
ダブルタップでスリープON/OFF

Xiaomi製のUIには基本上記が搭載されているので乗り換える際も安心だ。

Xiaomi 12T Proのゲーム・アプリ動作をチェック

Xiaomi 12T Proのゲーム・アプリ動作をチェック

Xiaomi 12T Proでは最高クラスのCPUと8GBメモリの恩恵を受け、下記の4つのゲームは結論「超快適」となる。スマホも遂にここまで進化したのだ。

この項目を6段階で評価

  • 超快適
  • 快適
  • 普通
  • カクつき・重い
  • 重い
  • ガクガク

Xiaomi 12T Proでモンストの動作チェック

Xiaomi 12T Proでモンストの動作チェック

Xiaomi 12T Proでモンストの動作については"超快適"。

Xiaomi 12T ProでポケモンGOの動作チェック

Xiaomi 12T ProでポケモンGOの動作チェック

Xiaomi 12T ProでポケモンGOの動作は、"超快適"。

Xiaomi 12T ProでPUBGモバイルの動作チェック

Xiaomi 12T ProでPUBGモバイルの動作チェック

Xiaomi 12T ProでPUBGの動作は、"超快適"。

グラフィックは「HD」で「極限」まで、「FHD」は「ウルトラ」まで選択可能。

満足のいくグラフィック解像度でプレイが可能だ。

Xiaomi 12T Proで原神の動作チェック

Xiaomi 12T Proで原神の動作チェック

Xiaomi 12T Proで原神の動作は、"超快適"。

デフォルトの画質は「中」、フレームレートは「30」。画質を最高にすることもできるが、さすがデバイスへの負荷が大きい。

Xiaomi 12T Proで使える通信キャリアをチェック

Xiaomi 12T Proで使える通信キャリアをチェック

Xiaomi 12T Proで使えるキャリアは以下のとおり。なお、情報はすべて公式から公表されたものだけを掲載。

機種名 Xiaomi 12T Pro(SIMフリー)
バンド 4Gバンド:B1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/28/B38/39/40/41/42
5Gバンド:n1/n3/n28/n41/n77/n78

Xiaomi 12T Proは主要キャリアすべてで問題なく通話・データ通信が可能。

▼周波数帯ごとのキャリア対応表は下記を参照

Xiaomi 12T Proのカメラをレビュー

Xiaomi 12T Proのカメラをレビュー

Xiaomi 12T Proはを2億画素の静止画が撮影可能。

この項目を5段階で評価

  • 超良い
  • 良い
  • 普通
  • 微妙
  • 悪い

カメラ性能の評価はこんな感じ。

静止画 良い
動画 良い

Xiaomi 12T Proのカメラ・動画撮影性能をチェック

Xiaomi 12T Proのカメラスペック(背面)

2億画素広角カメラ f/1.69
800万画素超広角カメラ f/2.2
200万画素マクロカメラ f/2.4
最大ズーム デジタル10倍

Xiaomi 12T Proのカメラスペック(前面)

画素数 2000万画素
F値 f/2.24

Xiaomi 12T Proの動画スペック(背面)

ビデオ撮影解像度 24 fps で 8K (7680 x 4320)
60 fps で 4K(3840x2160)
30 fps で 4K(3840x2160)
60 fps で 1080p(1920x1080)
30 fps で 1080p(1920x1080)
30 fps で 720p(1280x720)

背面カメラの2億画素は一見凄そうに聞こえるが、2億画素と2000万画素を見分けることは不可能だ。また超広角やマクロは800万と200万画素なので、すべてが2億だと勘違いしないように。

Xiaomi 12T Proのカメラで撮影した作例

Xiaomi 12T Proを使って撮影してきたものを紹介

▼日中

全体的に色調が薄い。そういうフィルタをかけているようだ。

▼日中・広角

▼日中・10倍デジタルズーム

▼暗所・夜景

▼暗所・夜景(広角)

▼その他

どのシチュエーションで撮っても思い通りに撮影できるので、満足感は高い。

Xiaomi 12T Proのバッテリー持ちをチェック

Xiaomi 12T Proのバッテリー持ちをチェック

Xiaomi 12T Proのバッテリー性能をチェック

この項目は6段階で評価

  • 超良い(100%→20%まで10時間以上)
  • 良い(100%→20%まで9時間以上)
  • 普通(100%→20%まで8時間以上)
  • 微妙(100%→20%まで7時間以上)
  • 悪い(100%→20%まで6時間以上)
  • 超最悪(100%→20%まで5時間以上)
    ※輝度を最大値にして計測した場合

バッテリー持ちは思ったほど良くはない。つまり”微妙”だ。せっかくゲームがバリバリできるスペックを搭載しているのに、バッテリーの減りは速い。しかし、120W充電アダプタを使えば19分で100%まで充電ができるので安心だ。

機種別バッテリーテスト結果

機種名 計測結果 バッテリー容量
Xiaomi 12T Pro 7時間55分 5,000mAh
Google Pixel 7 8時間35分 4,355mAh
Asus Zenfone 9 9時間48分 4,300mAh

※すべての機種を輝度最高値にして計測

PCMARKforAndroidでバッテリー消費を計測した結果

バッテリーに関してはPixel7やZenfone9に大きく差を付けられた結果だ。

Xiaomi 12T Proの指紋・顔認証をチェック

Xiaomi 12T Proの指紋・顔認証をチェック

Xiaomi 12T Proは、指紋認証・顔認証どちらにも対応。

指紋認証の精度は問題なし。速度も速い。

顔認証の精度・スピードは問題なく、マスク着用でも解除できる。

Xiaomi 12T Proのスピーカー(音質)をチェック

Xiaomi 12T Proのスピーカー(音質)をチェック

Xiaomi 12T Proは、ステレオスピーカーを搭載している。

この項目を5段階で評価

  • 超良い
  • 良い
  • 普通
  • 微妙
  • 悪い

▼Xiaomi 12T Proのステレオスピーカーを録音した音はこちら

フリー音源 Song: inherit the Light Trail
Link: https://musmus.main.jp/

音に関してはボリューム、音質ともに良く、スタンドなどで横向きに置いてゲームをプレイすると臨場感のあるサウンドが楽しめる。

Xiaomi 12T Proのメリット

Xiaomi 12T Proのメリット

Xiaomi 12T Proを実際に使ってみて分かったメリット

メリット

⭕ ベンチマークスコア100万点越えでゲームが快適
⭕ 神ジューデンで約19分で満充電ができる
⭕ デュアルスピーカー搭載だから動画・ゲームなんでもこい
⭕ Snapdragon 8+ Gen 1搭載で発熱も抑えられている
⭕ リフレッシュレート最大120HzでSNSが快適
⭕ 発色キレイな有機EL6.7インチディスプレイが最高
⭕ おサイフケータイやeSIM+物理SIMでデュアルSIM対応
⭕ 24ヵ月無料バッテリー交換がある

ベンチマークスコア100万点越えでゲームが快適

Xiaomi 12T ProはなんといってもCPU性能の高さ、それを最大限発揮させているチューニングだ。AnTuTu100万点越えは見せかけじゃなくて、ゲームを快適にできる。

神ジューデンで約19分で満充電ができる

神ジューデンで約19分で満充電ができる

バッテリー性能に関しては特別良かったわけではないが、その分満充電までにかかる時間が約19分と爆速だ。ご飯を食べている間にフル充電できる快適さ。

24ヵ月無料バッテリー交換がある

24ヵ月無料バッテリー交換がある

急速充電って勝手なイメージだけど、それだけ高出力で充電したらバッテリーの寿命が縮まりそうな気がする。でも、12T Proは24ヵ月なら無料バッテリー交換が可能だ。

Xiaomi 12T Proのデメリット

Xiaomi 12T Proのデメリット

デメリット

❌ 2億画素で写真を撮ると容量圧迫が凄い
❌ 神ジューデンには条件がある(周辺機器が少ない)
❌ IP53防水防塵と少し物足りない
❌ イヤホンジャック非搭載&microSDカード非対応
❌ ワイヤレス充電に対応していない

2億画素で写真を撮ると容量圧迫が凄い

2億画素で写真を撮ると容量圧迫が凄い

当たり前と言えば当たり前だが、2億画素の画像が200万画素よりも重い。2億画素を有効にするにはモードを「ウルトラHD」にし、「200MP」をオンするとできる。同じ環境でデフォルト撮影した画像は4MBだったが、2億画素だと45MBとなった。外部拡張できないので注意。

神ジューデンには条件がある(周辺機器が少ない)

神ジューデンには条件がある(周辺機器が少ない)

神ジューデンは素晴らしいのだが、付属の120Wアダプタを除くと選択肢が少ない。つまり付属アダプタを使わないと神ジューデンにはならないのだ。

ワイヤレス充電に対応していない

Xiaomi 12T Proはワイヤレス充電に対応していない

ここ最近のハイエンドモデルではワイヤレス充電が主流になりつつある中、神ジューデンをウリにした代わりにワイヤレスがないのだ。個人的にはワイヤレス充電は欲しかった。

Xiaomi 12T Proの口コミ・評判をチェック

Xiaomi 12T Proの口コミ・評判をチェック

Xiaomi 12T Proのクチコミ(男性)

8+gen1搭載機としてはかなり優秀です、ZenFone9の方がちょっと安いのでコスパの面でみると微妙かもしれませんがocnのセールで7万円台で買えたのでヨシ。

ジョージ
同感のクチコミ。結局のところ「高くて性能が良い」はマイナス評価になるってことだ。

Xiaomi 12T Proの評価まとめ

Xiaomi 12T Proの評価まとめ

ハイエンドモデルはやっぱり触ってて気持ちがいいし、できないことを探す方が難しい。スマホの魅力を最大限に感じたいのであれば最新かつ最高レベルのスマホを触ることだ。

Xiaomi 12T Proの総合評価は下記のとおり

満足度 ★★★★☆
デザイン ★★★☆☆
携帯性 ★★★☆☆
基本動作(快適さ) ★★★★★
ゲーム性能 ★★★★★
画面表示&綺麗さ ★★★★★
バッテリー ★★★★☆
スピーカー ★★★★☆
カメラ ★★★★☆

Xiaomi 12T Proは性能以外にもディスプレイの発色、ステレオスピーカーのクオリティも良い。

いろんなシリーズやコンセプトでスマートフォンを販売するXiaomiが手掛けるハイエンドモデルはやはり安定感がある。

とはいえ、スマホは日常生活に欠かせないものだからこそ、慎重に選びたい。自分がスマホに求めるものをしっかりと理解した上で購入をしてほしい。

ジョージ
質問等はYouTubeのコメント欄で受付中

【動画で観る】Xiaomi 12T Pro のレビュー

Xiaomi 12T Proの価格とお得に買う方法

Xiaomi 12T Proの価格とお得に買う方法

Xiaomi 12T Proの販売価格は以下のとおり

価格 キャンペーン&割引情報
Xiaomi
公式ストア
8GB/128GB:109,800円(税込)
OCNモバイルONE 8GB/128GB:94,695円(税込) MNP=75,995円(税込)
IIJmio 8GB/128GB:98,820円(税込) ギガプランMNP特価
=79,800円(税込)
ソフトバンク 8GB/256GB:143,280円(税込) オンライン限定web割 -21,600円
=121,680(税込)

Xiaomi 12T Proの本体価格は、各キャリアで違うので自分に合ったお得なキャリアで購入してみよう。

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