この記事では最新のスマートウォッチ「Amazfit Balance」の外観や性能をレビューしている。
Amazfit Balanceは2023年10月に発売したAmazfitのフラッグシップモデルで、あの超絶人気だった
Amazfit GTR4の後継機だ。
Amazfit Balanceの特徴【フラッグシップであり最高傑作】
特徴
- デザイン【シリコンとナイロンストラップ】
- ディスプレイ【1.5インチ1500nitのラウンド型】
- バッテリー【標準14日間のロングライフ】
- 音楽【2.2GBまで取込可能】
- GPS【円偏波GPSアンテナで精度が高い】
- 防水【アウトドアに適した5ATM】
- ワークアウト【150種類以上あり】
- ヘルスケア【身体組成機能が初搭載】
- 決済機能【Suicaやタッチ決済等はなし】
ほぼ全ての面ででAmazfit GTR4のスペックを上回っていて、Amazfit史上「最高傑作」になるかもしれないスマートウォッチだ。
Amazfit Balanceのスペック
Amazfit Balanceの簡単なスペックは以下参照
項目 | 内容 |
製品名称 | Amazfit Balance |
カラー | サンセットグレー ミッドナイト |
画面サイズ | 1.5インチ |
解像度/PPI | 480×480 |
通信規格 | Bluetooth 5.0 |
防水/防塵 | 防水グレード:5ATM |
対応OS | Android 7.0 以上 iOS 14.0 以上 |
対応アプリ | |
バッテリー容量 | 475 mAh(標準値) |
本体サイズ | 46×46×10.6mm (心拍ベース除く) |
本体重量 | 約45g(バンド含む) |
ボディ素材 | アルミニウム合金製ミドルフレーム、繊維強化ポリマー製ボトムシェル |
バンド素材 | リキッドシリコン/ナイロン |
バンド長さ | リキッドシリコン:140mm~215mm/ナイロン:150mm ~ 210mm |
バンド幅 | 22mm |
充電方式 | マグネット式充電 |
Amazfit BalanceはZeppアプリ側で日常よく使うアプリの通知をオン/オフに設定できる。
ディスプレイサイズが1.5インチもあるとラウンド型でもかなり見やすい。
通知をONにするには「通知とリマインダー>アプリの通知」へ進み、その中にある通知を許可したいアプリをONにするだけだ。
Amazfit Balanceで利用できる機能
Amazfit Balanceのメニュー一覧
ヘルスケアやワークアウトのほかにも計算機、リモート撮影など多彩な機能が備わっている。
Amazfit Balanceのバッテリー【通常14日間】
Amazfit Balanceのバッテリー性能をチェック
標準仕様 | 14日 |
ヘビーユース | 7日 |
使用頻度が少ない場合 | 最大25日 |
Amazfit Balanceのバッテリーは通常14日間の使用が可能で、ヘビーユースでも一週間も持つ。
専用の充電ケーブルで充電する。充電速度は意外に早い。
Amazfit Balanceの外観デザイン
Amazfit Balanceの外観
Amazfit Balanceのカラー展開はサンセットグレー、ミッドナイトの2色だ。
背面はもメタル調で高級感と耐久性が感じられる。
レビューしているナイロンバンドは通気性が良くスポーツやアウトドアに適している。
Amazfit Balanceの本体サイズは高さ46mm、幅が約46mm、厚み約10.6mm、重さは約45g(ナイロンバンドの重さを含む)となっている。
Amazfit BalanceとAmazfit GTR4の比較
重量とバンド素材以外はすべてAmazfit BalanceがAmazfit GTR4よりスペックが上回っている。最新のZeppOSの使いやすさと単純にディスプレイ輝度が1,500nitは強すぎる。
Amazfit Balanceの運動【150種類以上】
Amazfit Balanceは150種類以上のトレーニングメニューとZeppコーチを搭載する。
Amazfit Balanceのウォーキングをチェック
Amazfit Balanceは内蔵GPSのため、ウォッチだけで出かけてもルートの記録が可能だ。帰宅後にスマホと同期すると詳細が確認できる。
ウォッチ側の収集したデータは自分のパフォーマンスを詳細に確認できる優れモノだ。
Amazfit Balanceのヘルスケア
Amazfit Balanceは睡眠、心拍数、血中酸素、ストレス、そして身体組成がチェックできる。
Amazfit Balanceのヘルスケア全体をチェック
Amazfit Balanceの「ヘルスケア」はウォッチを付けている状態で計測し、アプリ側に同期することで定期的に記録や管理ができる。ヘルスケアの機能数としては少し物足りない。
Amazfit Balanceの身体組成をチェック
わずか10秒で8項目の身体組成が計測でき、自分の身体バランスを確認しながらトレーニングを積むことができる。
Amazfit Balanceの文字盤【200種類以上】
Amazfit Balanceのウォッチフェイスは200種類以上もある。
掲載した文字盤は一部でどれもクオリティが高く厳選されたものが並ぶ。フラッグシップモデルの顔となる部分なので相当なこだわりを感じる。
ディスプレイの解像度とメタル調のベゼルが合わさってどのウォッチフェイスもセンスがいい
Amazfit Balanceのデメリット
デメリット
- 決済機能【Suicaやタッチ決済等はなし】
- カラー【バリエーションが少ない】
- サイズ感【女性にはかなり大きい】
決済機能【Suicaやタッチ決済等はなし】
Amazfit Balanceはデザインや機能も価格以上なのだが、残念ながらSuicaは使えない。現在Suicaが使えるメーカーは5つとまだまだ少ない。
カラー【バリエーションが少ない】
Amazfit Balanceにはブラックメタル調でシリコンバンドのモデルと、メタル調でナイロンバンドのモデルがあるが、公式サイトを見ても付け替えられるアクセサリーは販売していない。
フラッグシップモデルだからこそ、長く使いたいし、カスタム要素が欲しかった。
サイズ感【女性にはかなり大きい】
Amazfit Balanceのディスプレイは1.5インチでケースサイズは46mmとなる。
女性用のアプリが入ってはいるものの、女性が装着すると浮いた感じは否めない。
Amazfit Balanceのメリット
メリット
- デザイン【シリコンとナイロンストラップ】
- ディスプレイ【1.5インチ1500nitのラウンド型】
- バッテリー【標準14日間のロングライフ】
- 音楽【2.2GBまで取込可能】
- GPS【円偏波GPSアンテナで精度が高い】
- 防水【アウトドアに適した5ATM】
- ワークアウト【150種類以上あり】
- ヘルスケア【身体組成機能が初搭載】
ディスプレイ【1.5インチ1500nitのラウンド型】
Amazfit Balanceはディスプレイの綺麗さはもちろんのこと、ピーク輝度が1,500nitと高く、日中の屋外でも視認性が抜群だった。アナログ時計との差は視認性だと思うので、そこをカバーしてきたのは大きい。
バッテリー【標準14日間のロングライフ】
Amazfitシリーズのバッテリー持ちに慣れると、もう1日~2日で充電が必要なスマートウォッチには戻れない。スマホと同様にバッテリーがなくなっては何の価値もないのだ。
防水【アウトドアに適した5ATM】
Amazfit Balanceは名前の通り、バランスに優れたオールラウンドなスマートウォッチだ。ビジネスでもアウトドアでも使いこなせるし、5ATMの防水性能でそのままプールで遊んだり、シャワーを浴びることも可能だ。
Amazfit Balanceのまとめ
もし、スマートウォッチ選びに迷っている方は、騙されたと思ってこのAmazfit Balanceを手に取ってみて欲しい。洗練されたデザイン、満足のいく性能と機能がきっとあなたの日常を明るくしてくれる。
ただし、繰り返すがSuicaは非搭載だ。必要な方には別のスマートウォッチを勧める。
とはいえ、スマートウォッチにも無数の種類があり、デザインだけじゃなく機能も価格も含めて慎重に購入を決めていきたい。
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